食べ過ぎの仕組み

食べ過ぎは先進諸国全体の問題です。

現代人のほとんどが食べ過ぎだと言われています。
先進諸国での死亡原因が圧倒的に生活習慣病であることを考えれば納得できますよね。


昔のように老衰などの自然死はほとんど聞くことがなくなりました。
比較的食生活の良い日本でも事故や自殺を除く98%以上の人が病気で亡くなります。
そしてそのほとんどが生活習慣病です。

 

こんなこと書いても、私は関係ないなんて思ってませんか?
私は普通に食べてるだけ……でもダイエットはしたいけど。
なんて思っている人、間違いなく食べ過ぎです(笑)

 

実際、多くの人達にダイエット合宿や断食道場が注目されています。
そして、さまざまなダイエット法がほぼ毎日のようにTVや雑誌上でもてはやされる。
小学生から老人までが美容や健康目的でダイエットを繰り返しているのが現実です。

しかし、それは終わりのないダイエット地獄です。
果てしのないエンドレスゲームです。
だって、食べ過ぎしながらいくら痩せてもまた太るだけですから(;0;)

大切なことは食べ過ぎしない食生活を身につけることだと思います。
断食はそのための手段であって体験であるべきだとは思いませんか?

なぜ食べ過ぎるのか?

まずはどういった理由で食べ過ぎが起こっているのか…


それから理解してゆくことが必要です。
中には自分が食べ過ぎしていることに気づいてない人もいます。
自分にとってはそれがあたりまえの食生活過ぎて食べ過ぎになっていることに気づいていない。そういった人が意外と多いのも事実です。

 

それは、最も多い食べ過ぎの原因が無意識的行動…
要するに食習慣による繰り返しだからです。

幼い頃から母親に三度々食事を出されて…
残せば行儀が悪いと叱られて。
もったいないと責められて。
キレイに食べつくせばほめられて。

小学校に入学して給食が始まれば…
好き嫌いはいけないと叱られて。
全部食べるまで休み時間も食べさせられて。
やっぱりキレイに食べれば先生にほめられて。

その結果、お昼時間になればお腹が減ってなくてもお弁当を開いて食べてしまう。
外食すれば、もうお腹がいっぱいになっていてももったいないからと残せない。

 

思い起こせば、食べることが無条件にもてはやされてきませんでしたか?
その結果、身体が求めていなくても習慣的・反応的に食べてしまっていませんか?
どんな時でも食べて栄養を吸収することが元気になれると思い込んでいませんか?

それこそが現代人があたりまえに食べ過ぎてしまう大きな理由です。

食べ過ぎの原因は無意識下にあります

ほとんどの人の食べ過ぎの理由はこういった間違った食習慣によります。
こういったプログラムともいうべき思い込みが無意識層にたくさんインプットされています。


実は自分の身体の状態や要望を聞いて食べるといった体験が皆無なのです。

ダイエット合宿としての断食道場での体験は、そういった根拠の無い習慣的体験を新たな体験で上書きすることにこそ意義があると思います。
一時的に痩せるためのダイエット合宿でなく、身体感覚を書き換える断食体験が大切です。

体感を通して初めて人は食べ過ぎの現実を実感することが可能です。


習慣以外に多い食べ過ぎの理由がストレス喰いです。
誰にも経験があると思いますが、ストレスが溜まってくると食べ過ぎに走ることがあります。
たまになら良いのですがそれが続くと大変です。
朝になると身体はむくみ目覚めは悪く…
ストレスによる自律神経バランスの崩れとも連動していますから、便秘になったり不眠症・肩こりの原因にもなったりします。

ストレスを食事で発散することは実は身体や心にとって大きな負担です。
本当のところ何も解決しているわけではないので状態はどんどん悪くなるばかりです。


心の悩みのはずがいつの間にか身体まで痛めては大変です。
今の時代はストレス喰いから過食症や気分障害になってしまう人も多いです。

ストレス喰いをけっして過小評価しないでください。
過度の食べ過ぎが身体と心に与える負担はみなさんが思っている以上に深刻です。

 

最後に摂食障害と呼ばれるようなひどい食べ過ぎ。
これには単にストレスを超える根深い原因があります。
ほとんどの場合、幼少期に無意識的にセットされたある種の思い込み…
思考パターンと呼ばれるプログラムが関係しています。

ダイエットの失敗や短絡的発想による断食体験へのリバウンドだけではありません。
それらはきっかけです。

理由なくひどい食べ過ぎが慢性的に続いているわけではありません。


根本的には幼少期のトラウマや人間関係によって刷り込まれた考え方が原因です。
それが思春期になってダイエットに興味を持ち出した時に表層に現れてきます。
こういった食べ過ぎは単に断食だけを繰り返しても止めることはできません。
きりのないダイエット地獄に深まるばかりです。

無意識層のルールを理解しなければ自分で自分を追い込んでさらに異常な食欲を作り出してしまうことにもなりかねません。


人によって原因となる思考パターンはさまざまですが、ほとんどの過食やひどい食べ過ぎは身体の理由で起きているわけではありません。
その問題を顧みずに無理な断食や他の方法でいくら一時的に痩せようともすぐに元に戻ってしまい繰り返すことになることが多いのが現状です。

食べ過ぎには単なるダイエット的問題だけでなくもっと根の深いものが隠されています。