断食という肉体的リセットは心のリセットと合わせてこそ最大の効果を発揮します。

断食によって身体のリセットを行うときに非常に大きな影響を与えるもの。

それは心の状態です。

正確に言うとほとんどの人が「心」と思い込んでいる部分。

無意識層の中です。

そこに存在するさまざまな観念や思い込み、抑圧感情が身体の改善に大きく影響を与えます。

なぜなら心=無意識層の状態が自律神経バランスに投影されるからです。

自律神経とは心と身体をつないでいる部分といっても過言ではありません。

 

自律神経イメージ

心が乱れていると、頭が知覚してなくても無意識下がアンバランスになっていると、それが自律神経バランスに反映されます。

そして自律神経バランスが免疫バランスやホルモンバランス、筋肉の緊張にに敏感に投影されます。

バランスが崩れて白血球内の免疫バランスに影響が出れば免疫力の低下や免疫過剰による免疫疾患を起こします。

ホルモンバランス変調として現れれば肉体的影響だけでなく気分障害や依存症といったさらなる心の病へのループを引き起こします。

 

最も知覚しやすい無意識緊張から筋肉への影響としての肩こりや偏頭痛、腰痛。

他にも不眠症や回復しなくなった慢性的な疲れ。

冷え性や低体温症。

便秘や下痢。

アレルギーやジンマシン。

神経性胃炎や過敏性腸炎。

躁鬱や極端な気分の浮き沈み。

その他心身症と分類されるさまざまな症状が結果として体験されることになります。

 

身体を調整するということは、身体の内部での生理的変化を整えるということです。

けして表面的な肉体だけがまるでロボットのように存在しているわけではないからです。

ですので身体をリセットして再構築する時には自律神経バランスの調整を同時に行うことが重要です。

そのために「心」=無意識層の整理を行う必要があります。

 

今までここで多くの人がいろんな自分の不具合をリセットしていかれました。

酷い肩こりや腰痛からガンまでさまざまな肉体的疾患。

高血圧などの心身症やさまざまなアレルギー、アトピー、膠原病やバセドー病などの免疫疾患。

摂食障害やうつ病、統合失調症などの精神疾患。

 

もちろんすべての人達が望み通りに改善されていったわけではありません。

しかし多くの人達が驚くような成果を体験していらっしゃることも事実です。

その成果は単に肉体的デトックスだけを行うのではなくて無意識層のデトックスを同時に進めるからに他ありません。

それこそがポイントです。

現代医学の問題点は心と身体がつながっているという当たり前の見地から治療を進めないことにあります。

自律神経失調症といった病名だけは与えてくれるのに肝心の自律神経バランスを整える方法を行いません。

根本にある原因を置き去りにしたまま薬で抑え込もうとします。

それはさまざまな民間療法と呼ばれるメソッドにおいても同じような場合があります。

個々の方法論や肉体的生理学的理論ばかりが優先され過ぎていてそれらの根本となるメンタル面からのアプローチが皆無なものさえあります。

そこに、ある人には驚くほどの効果があったのにある人にはまるで効果がない…

というようなまるで違った成果が作られている原因があるように思います。

 

当たり前の事ですが人は心と身体から成り立っています。

そしてその間には自律神経バランスが存在しています。

 

そのことを抜きにして表面的な事ばかりをいくら試してみても本質的には片手落ちという状態なのではないでしょうか。

 

断食によって身体を整える時にも同じことがいえます。

健康を取り戻すためならそれに見合った無意識下の問題を解消する必要があります。

それによって自律神経バランスから生理学的変化を促す必要があります。

断食によって食生活をリセットしたい時には普段の食習慣を創り出している無意識下の設定から変えなければ新しい食習慣は身につけられません。

 

断食道場で断食するということを単に食べないだけのガマン大会にしないでください。

断食というメソッドとここに合わせたメンタル面での調整こそが断食道場を最大限に活用する方法となり得ます。