第46回~今までの自分を創り出しているもの

 

やめたいけどやめられない習慣があります。
本当は望んでいないはずなのに自動的に反応してしまう行動があります。

何故そうなるのかかわらないけれど振り返れば何度も同じようなことを繰り返している自分がいます。
登場人物が変わってもなぜか同じような結末を繰り返している自分がいます。

それが過去の延長線上の自分です。

過去という型から自由になれずに記憶の再現を繰り返している自分です。

 

新しい自分になろうとする時、過去の再現である自分を見抜く必要があります。
自分を縛り付ける繰り返しの基となる本質を見極める必要があります。

そしてそれが自分そのものではないことに気づく必要があります。

 

毎日食べ過ぎてしまう自分も。

寂しさに怯えながら他人を怖れて独りぼっちを創り出してしまう自分も。

もう嫌だと思いながらもただ頑張り続けることしかできない自分も。

何に不自由しているわけでもないのになぜか満たされることのない自分も。

本当は何をしたいのかさえわからない自分も。

 

それらはすべて本当の自分とは違います。
いってみればフィルターのかかった状態です。

そのフィルターに気づくことが新しい自分へのスタートとなります。
何故なら自分ではない何かを自分だと思い込んでいるうちは真実の自分が動き出せないからです。

 

過去は新しい自分ではありません。
未来も実は過去の延長上であるかぎり新しい自分ではありません。

新しい自分を始めるのは今この瞬間です。

今この瞬間の自分を縛り付けている過去の再現性から自由になる必要があります。
そうすれば今が自由になることで新しい未来を創り出すことが可能となります。

今この瞬間の自分へと持ち越してきてしまったこと。
いってみれば役に立たなくなった余計な荷物。
もう使う機会すらないのに大事にしまい込んでいる古い服や装飾品。
時代遅れとなってしまっているのに気づかないまま抱き続けている信念や観念。

それが無意識の中に抱え込まれています。

 

まずはいらないものを手放す必要があります。

両手いっぱいに抱え込んでふさがったままでは新しいものは掴めません。
まずはその両手を空けて自由にする必要があります。

心の中に。
身体の中に。
生活の中に。
無意識層の中に。

空いたスペースを創る。

そうすればそのスペースに新しい希望が生じます。
新しい出会いが生まれてきます。
新しい可能性を体験し始めます。