続・風家での味覚
風家の玄関先と横庭に、山椒の木があります。
春から鮮やかな黄緑色の新芽が出てくると、食事によく利用させてもらっています。
山椒は”みかん属”の為、爽やかな香りがします。
葉に辛みは無く香りと風味が料理のアクセントになります♪
これまで、葉ばかりに目が行っていました。
それが、横庭にある大きな山椒の木の方に、花が咲いている!
これは実が付く木です!(^^)!。
山椒の実を収穫するには、雌株と雄株が必要なようですが、
どれが雌株・雄株なのかは分かりません…(苦笑)
6月に入ると、
可愛い黄緑色の実がなっていました!
”山椒”の”椒”には、「小さな実」という意味があるそうです。
正に「小さな可愛い実」です。
この時に滞在中のお客様と収穫することにしました。
濃い緑の葉の間に、黄緑色の実を見つけ、
枝にあるトゲに気を付けながらの収穫です。
簡単に取れます。
葉や実を触るだけでも香りがしてきます♪
数はそんなに多くはありませんでしたが、収穫出来ただけでもありがたい!
風家の近くの山際にも、実を付ける山椒の木があるので、
少しいただいてきました。
お客様が「木によって香りが違う気がします♪」と、微妙な違いを感じとられていました。
個性がそれぞれあるのですね。
収穫後、早速下準備開始。
枝から外して洗い、茹でました。
その後、灰汁抜きと好みの辛みになるまで水に晒しました。
(茹でると綺麗な黄緑色が少し落ちました。)
下準備完了です。
これを使って一品作りました。
ちりめんじゃこと炊いて、「ちりめん山椒」にしました(*^^*)
ご飯のお供に、炒め物、和え物に。
重宝するお惣菜です。
使わなかった実は冷凍しました。
この時期農産物の直売所では、数百円から千円程で売られていました。
自然豊かなこの場所では、
身近で手軽に季節をいただき、楽しむことができ、ありがたいです。
山椒の実
ちょこちょこお料理に使っていきたいと思います♪