自分リセットしませんか?自然な自分を取り戻すために。

Facebook | 和の風家 Instagram | 和の風家

春のお祭り

 

4月6日

風家のすぐ上にあるこの地区の氏神様である”二十八所神社”で、

春の神事がありました。

 

 

この日の少し前から、夜になると公民館から笛や太鼓などの音が聞こえてきていて、

お祭りに向けての練習をされているようでした。

 

 

前日の5日には、鳥居の前にのぼりを立てたり、提灯を準備。

 

夜から笛や太鼓を鳴らしながら町内を練り歩き、

最後は神社の境内からしばらく音が続いていました。

 

 

6日午後

町内の何か所かで打ち込みをしながら回っているようで、

始めは遠くで笛や太鼓の音が聞こえていて、お客様と一緒に近くまで見に行きました。

 

 

 

最後は風家の前の鳥居の下で始まりました。

 



笛や鐘は大人が鳴らし、太鼓は花笠を被った子供達が順番に叩いていました。

 

 

しばらく続いた後、鳥居をくぐり神社境内へと移動。

 

 

夕方まで続いていました。

 

毎年4月の一週目の日曜日に行われるそうです。

この地区以外も同じようにのぼりを立てて、春のお祭りをされていました。

 

 

老若男女皆で執り行われる神事は、暖かな感じがしました。

 

終わってお菓子の袋を持った子供たちが帰って行く姿が、

太鼓を勇ましく叩いていた時とは違って、

子供らしい姿に戻っていて可愛かったです(*^^*)

 

4月に入って暖かくなり、農作業も本格的に始まっています。

今年の五穀豊穣、一年の無事を祈って。

 

 

 

春の花々

 

美しい色とりどりの景色が見られる様になりました。

風家は、山・川・水田・畑など自然が豊かな場所にあります。

 

4月初旬に福井県でも桜が開花し、

風家のある集落内や、散歩で行ける範囲内にも沢山の桜の木があり、

気軽にお花見を楽しめる贅沢な環境です♪

 


遠目から見ると白っぽく見える桜ですが、近くで見るとほんのりピンクを帯びて、

甘い香りがします♪

小さなぷっくりとした蕾もまた可愛い♡

 

 

開花から数日で満開を迎え、あちらこちらで美しい景色が見られ、

車を止めて写真を撮っている人達をよく見かけました。

 

8日には入学式のところもあり、今年はちょうど良いタイミングになりました!

 

 

 

満開後の風に吹かれて花びらが舞う”花吹雪”の美しさ。

 

また、散った花びらが川面に浮かび一塊となり、筏(いかだ)の様に川を流れていく

”花筏”として見せてくれる美しさ。

 

桜は最後まで様々な情景で楽しませてくれました。

 

 

桜以外にも色とりどりの花々が咲いていて、

散歩をしていてもつい足を止めしまい、なかなか進みません(^^;)

 

 

「食べられる草 ハンドブック」なるものを持ち歩き、

気になった草花を調べて歩くのが日課になっています(笑)

 

身近な場所で少し足元に意識を向けてみると、

そこで命の光をただ純粋に輝かせている草花や生き物に、元気をもらえます(#^^#)

 

 

つくし

 

 

ニョキニョキ♪

 

よく見かけるつくし。

”土筆”と書くように、土に生えてる筆みたいです(^^)

 

先っぽが地上に出てきて、あっという間に伸びています。

一日1㎝程伸びるそうです!!

 

硬そうな先端がこれまたあっという間に開いて胞子を飛ばします。

 

 

春のものは、芽吹きからのスピードが速いですね!!

暖かな陽ざしをめいいっぱい受けるように伸びて、開いて、成長していきます。

 

 

つくしも旬を感じる食材で、見つけやすく数も多く採りやすいです。

食べ頃は先端が開く前なので、気が付けば開いてしまってる…なんてことがしばしば。

 

 

 

この日も畑で沢山採ってきました(^^)/

 

 

 

早速お客様と下準備。

 

茎についている”はかま”(硬いひだ状の物)の部分を取り除きます。

 

 

一本一本取っていくのは地味な作業ですが、皆で話をしながら進めていくとすぐに終わりました。

 

 

終わると、灰汁で指や爪の先が黒くなっていたりして。

 

はかまをとったつくしを見ると、

”何だか洋服を脱がされたようで、ちょっと恥ずかしいかも(^^;)”と、

いつも勝手につくし目線でそう感じてしまいます(笑)

 

 

 

夕飯のおかずに、

 

畑で採れた菜花と一緒に辛子味噌和え、旬の生ワカメとピリ辛和え、

お浸しにしたりして、召し上がっていただきました♪

 

茎の部分はシャキッとした歯ごたえで、

先の部分はモフっとした食感で、つくしの独特の風味と苦味が少し感じられます。

 

 

食べ頃の時期はあっという間に過ぎ、今度はスギナが勢いよく出てきています。

今年も美味しくつくしをいただけました(*^^*)

 

次はどんな旬をいただけるか楽しみです♪

 

春を食す

 

春になると色とりどりの草花が、目と鼻を楽しませてくれます。

そして食べて、口でも楽しませてくれます♪

 

風家でもその楽しみを味わっていただきたく、

春は山野草を食事にお出しすることがあります。

 

ふきのとうは3月下旬に天ぷら等で味わっていただきました。

 

最近は借りている畑で、今いただけるものがないかなぁ(^^♪と物色して楽しんでいます(笑)

 

 

比較的よく見かけるのが「カラスノエンドウ」

 

ツルが伸びてきて、小さな紫色の花と、小さな絹さやのようなさや豆が出来ます。

 

今はまだ花も豆も無い、優しい緑の柔らかな新芽の状態ですが、

あちらこちらで伸びてきています。

 

 

 

 

そして「ヒメオドリコソウ」もこの辺りではよく見かけます。

 

櫓のような姿が目を引きます。

上部の葉ほど赤紫のような色で、小さなピンクの花が咲いています。

 

 

先日はこの二種類を天ぷらにして食べていただきました(^^)/

 

カラスノエンドウは、かぼちゃと人参とかき揚げに。

ヒメオドリコソウはそのまま天ぷらに。

 

この日のお客様は、これらの野草を食べたことがなく、

「これ、そこに出てるやつですよね!食べられるんですか!」

と、予想通りの反応をいただきました(笑)

 

「美味しい!」

「どちらも食べやすいですね♪」

「ヒメオドリコソウは少し渋み?苦み?があって、いいアクセントになってますね!」

「また食べたい!」

と、感想をおしゃっていました(*^^*)

 

 

今回は天ぷらで召し上がっていただきましたが、

お浸しや炒め物でも楽しめます。

カラスノエンドウは豆も食べられるので、また豆が出来る頃も楽しみです♪

 

 

いつもとは違った目で草花を見ながら、風家での散策を楽しんでいただきたいです。

 

 

春色麺

 

風家ではこれまで何度かお客様とうどんを作って食べていただいています。

 

今回は、いつもとは違ったうどんに挑戦していただきました!(^^)!

 

春らしいうどんを♪ということで、

去年作って保存しておいた”よもぎペースト”を使って、「よもぎうどん」を作ってみる事に!

 

 

粉は強力粉・薄力粉・全粒粉をブレンド。

その粉によもぎペーストと、塩を溶かした水を加えて混ぜ合わせます。

 

ある程度ボールの中で生地をまとめ、

それをジッパー付きの袋に入れて足で踏んで生地をこねます。

 

生地が伸びたら取り出して畳んで、また踏んで。

これを、生地の表面が艶やかになるまで何度か繰り返します。

 

午前中にここまで仕込んでおき、夕方まで生地を寝かしておきました。

 

 

 

 

夕飯の準備。

 

二種類の生地をそれぞれ伸ばし、畳んで切りました。

 

 

よもぎペーストを加えた方は、綺麗な薄緑色の翡翠麺のようになりました♡

 

 

 

茹でると艶やかで、しっかり太さのあるうどんになりました(^^♪

 

 

ネギ、揚げ、みつばを加えて温かい”二色うどん”の完成です(^^)/

 

コシがあってモチッとツルッと、食べ応えのあるうどんに!

 

お客様もご自分で作った初めてのうどんに満足されていました(^o^)

 

 

よもぎの風味は少し弱かったので、次回はもう少し量を増やしてみようと思います。

 

これからよもぎがどんどん伸びてきています。

今度は摘みたてを使って挑戦!(^^)!

 

春の味覚

 

3月中旬

今年も風家で借りている畑から、春の使者が顔を出していました(^^)/

 

「ふきのとう」です!

 

風家が借りている畑は、ふきや三つ葉が沢山採れます。

 

雪が溶けるか溶けないかの時期から、いち早く顔を出すのがふきのとうです。

春を感じさせてくれます(^^♪

 

 

 

蕾が硬く小さなものが控えめに顔を出してきますが、

あっという間に花が開くまでに伸びてきます!

 

 

 

外側が開くと、中に小さく白い花が沢山入っています。

 

 

 

 

 

滞在中のお客様に、この日の夕飯でいただく分を採っていただきました。

 

「フキの香りがする(#^.^#)」

と、目を細めていました♪

 

 

 

米粉の衣で天ぷらにして食べていただきました。

 

外側はカリっと、中心の蕾部分は柔らかくトロっとした感じもあり、

フキの風味が口に広がり、苦みと香りが鼻から抜けます♡

 

春を感じる幸せな瞬間でもあります♡

 

 

お客様には「帰るまでにもう一度食べたい!」とリクエストされました。

毎年次々と出てくるのですが、今年は何故か数が少なく、

リクエストにお応えすることが出来ずじまいで・・・

 

これからまだ出てくるのか、今しばらく様子を見てみたいと思います。

 

目でも、食しても楽しませてくれる、季節の恵みに感謝です(^o^)

 

春到来♬

 

今年はなかなか春を感じれない・・・

 

19日には、再び雪が降る天候に(-“-)

 

前日が晴れていただけに目まぐるしく変わる天気・気温に、季節の移り変わりを感じていました。

 

 

 

そして20日を過ぎてやっと、暖かな陽ざしが降り注ぎ、

日中の気温も上がってきました(^^♪

 

 

畑や空き地、道路脇などには

つくしがニョキニョキ出てきています!

佃煮やお浸しなどでいただくと美味しいですよね(^^♪

 

 

風家の裏にある早咲きの桜も咲きました!

(写真は24日の様子です)

淡いピンクがかった白っぽい花びらが開き、

小さく可愛い蕾が柔らかそうにぷっくりと膨らみ、優しい甘い香りがしています。

 

 

香りに誘われて来るのは、虫たちも同じ♬

花の中心に頭を潜らせて蜜を吸ったり、

足に黄色い塊をつけて花粉を集めたりしていました。

 

 

 



色とりどりの草花が春の陽気を楽しんでいるようです。

 

 

 

風家の周りでは、田んぼや畑の作業が始まっています。

そろそろ雪囲いを外し、畑の活動再開かなと思う今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

3月

 

3月になり、

2日には若狭に春を告げる神事「お水送り」が行われました。

この神事を境に、春に向かうと言われているのですが、

中旬になっても暖かさを感じる日は少なく、雨やあられが降る寒い日が多いです。

 

 

 

2月下旬の寒波の時の屋根雪は、まだ少し残っています。

(陽当たりが悪い場所だということもありますが)

 

 

 

 

 

 

 

寒波の時の畑は、

 

このように一面真っ白!

畝が分からない程の積雪でした。

 

取り残していた野沢菜など、どうなっているのかな・・・。

 

 

雪が溶けて見に行くと、

 

元気に葉を広げていました♬

 

雪の下の野菜を、「雪下〇〇」などという名前で、美味しい野菜として販売されていたりします。

野菜が寒さで凍らないように自分で糖度を上げる為、

甘く美味しいお野菜になります。

たくましいですね(*^^*)

 

 

 

気温はまだ低い日も多いですが、

山や大地には、確実に春がやってきています♪

 

 

 

風家の裏にある桜の蕾は、

 

もう少しで飛び出しそうな膨らみ具合で、

ピンクや緑の色が見えています(^^♪

 

 

 

これから一気に進むであろう、生命の芽吹きが楽しみです!(^^)!

 

 

寒波で大雪

 

2月下旬

2回目の長期間の寒波がやってきました。

 

前回の上旬の寒波の時は、それ程の大雪とはなりませんでしたが、

この下旬の寒波では積雪が多くなりました。

 

 

20日積雪。

 

 

この日、お客様が風家に着いて早々に、雪かきを手伝って下さいました♬

 

 

最初は楽しいと感じられる雪かきも、

段々と水分の多い北陸の雪の重さが、重労働に感じたのではないでしょうか。

 

 

玄関前の雪をどかしても、屋根から雪が落ちてきて・・・

 

すぐに元に戻ってしまいます(苦笑)

 

 

 

風家の上には神社があり、

鳥居から神社の階段まで除雪車が入って雪をかいてくれました。

 

 

 

 

 

22日 更に積雪増加。

 



もこもこと雪が降り積もっていきました。

 

 

23日に神社で神事があるとう事で

再び鳥居から神社の階段までの道を除雪車が綺麗に雪をかき、

ついでにと、風家の屋根雪が積もった部分も一緒に取り除いてくれました!

 


人力ではきついなぁ・・・と感じていたので、

本当に助かりました!

 

 

 

が!

23日深夜~24日にかけて更に積雪が・・・

 

除雪車がかいてくれた場所も再び白く戻っていました。

 

 

 

そんなこんなでこの期間は、

一日何度も雪かきを繰り返す日々でした。

黙々と雪かきをしていると、”ランナーズハイ”ならぬ”雪かきハイ”のような状態にも(^^;)

 

下の方の雪は圧雪されてカチコチに固まってしまって・・・

スコップで取り除きにくい部分もあり、

なかなか進まず苦戦することもありました。

 

 

 

滞在中のお客様が、スタッフの車が入れるようにと

毎朝早くから皆さんで雪をかいて下さって、

本当に助かりました♡

 

マンパワーに感謝です!

ありがとうございました♡

 

今年は例年より春が待ち遠しい感じがします(^^♪

 

 

冬の食品加工

 

外は寒さが厳しいですが、部屋は暖房で少々乾燥気味。

以前”冬のおやつ”として「干し芋」を作って、みんなでいただきました。

 

何度か追加で作っています(^^♪

 

食べる前にトースターで焼いてから食べると、

焼き芋風味で甘くておやつにぴったり!

 

 

 

干し芋以外に何か干して楽しめるものは・・・

と思い、畑で採れた可愛らしい大根と蕪を干してみる事にしました♪

 

小さいので丸々のまま!

 

 

 

それと、切り干し大根にすべく、

千切りにした大根も一緒に干しました。

 

 

 

千切りにしたものは、ほぼ一日半で切り干し大根になりました!

 

 

 

丸々干したものは二~三日程で、

ある程度水分がとんでフニャッとしました。

 

(写真では干した具合が分かりづらいですね・・・)

 

 

こちらは、お漬物にします。

 

塩漬けやぬか床に漬けるのではなく、

甘酢漬けと粕漬けにしてみました。

 

数日漬けておきます!

 

 

甘酢漬けを四日程漬けてから食べてみると、”パリパリ”と食感がいい!

丸ごと漬けましたが、小さな大根なのでこれくらいの日にちで中まで味は入っていました。

 

 

 

粕漬けは、縦半分に切って漬けました。

干し過ぎなのか、粕床の中でも更に水分が抜けたからか、

食感は”パリパリ”を越して硬い感じに(-“-)

 

味は、酒粕の風味と大根の辛みがよく感じられました。

 

軽く水分が抜ける位で漬けるといいのかもしれません。

再チャレンジします!

 

 

 

寒い時期に、室内で出来る食品の加工。

 

上手くいく時もいかない時もありますが、

その都度あるもので作ってみて、滞在中のお客様といただくのは

外作業の出来ない時期のちょっとした楽しみです。

 

寒い時期には寒い時期での、大切な時間がありますね。