自分リセットしませんか?自然な自分を取り戻すために。

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味噌作り

 

風家ではこれまで、

”醤油糀”、”塩糀”、”コチュジャン”などを

手作りして使っています。

 

今年は初めて”味噌”を作ってみることにしました(^^)

この時滞在中のお客様と一緒に仕込みました♪

 

 

色々なものを仕込む時期として、「寒仕込み」という時期があります。

味噌もこの時期に仕込まれます。

(もちろん、それ以外の時期に仕込まれる事もあります)

 

今回風家では2月下旬に仕込む事にしました。

 

 

材料は、

 

大豆、米糀、塩です。

(糀は風家の近くの無農薬米で作られた物を使ってみることに)

 

 

前日から、

よく洗った大豆を18時間以上浸水し、しっかり水分を吸収させておきました。

(割ってみて、中心に芯があるかないかで判断すると言いそうです)

 

 

浸水が出来たら水を切って鍋に入れ、

大豆がひたひたになる位に水を加えて煮ていきます。

 

 

途中白い泡のように灰汁が出てきたので取り除き、水が減ってきたら足しながら、

指で潰せる位まで柔らかくします。

 

 

 

煮ている間に、

糀と塩を手ですり合わせるようにして混ぜ合わせておきます。

 

 

お鍋からは大豆の甘い♪い~い香りがしていました(*^^*)

 

 

 

小さかった大豆がらぷっくり膨らんで、

艶っとプリっと美味しそうです♡

 

この状態で煮豆など、他の料理に使いたくなりました(笑)

 

 

 

今回は、豆を袋に入れて手で潰します。

(袋の上からすりこ木や瓶で叩いてつぶしたり、すり鉢で潰したりしてもOK!)

 

 

指先や手で粒の状態を確かめながら、滑らかになるように潰していきます。

 

 

 

ペースト状になった大豆、塩と合わせた糀をボールに入れ、

二つをよく混ぜ合わせます。

 

 

混ざった物を袋の中に、空気が入らないようにびっちり詰め込み完成です(^^)/

 

 

 

 

 

今回は袋に詰めましたが、容器に入れる場合は

 

「味噌団子」を作り

その味噌団子を容器に投げつけるようにして詰めるんです。

それがまた楽しい!

うまく容器内に命中せず、容器外に出てしまう事もあったりして(^^;)

 

 

 

 

約10カ月から1年熟成させようと思います。

 

以前、風家のお客様から手作り味噌をいただいたのですが、とても美味しくて♡

 

食べられるまで時間はかかりますが、

菌などの色んな力によって出来上がる日本の伝統調味料。

 

風家の初手前味噌がどんな味になるのか、今から楽しみです(^^♪

 

みんなで作業すると楽しく出来て、あっという間に仕込めると思いますので、

来年是非、風家で一緒に味噌仕込みを!(^^)!

そして熟成した頃、ご自分で仕込んだ味噌の味を確認しにいらして下さい。

 

 

ご自宅で使う味噌を、一緒に風家で作って持ち帰る♪

そんな味噌作りイベントも楽しそう(^o^)

その時はお知らせします!

 

 

手打ちうどん

 

風家では、その時滞在中のお客様と一緒に

その時その時に出来る体験をしていただきたいと考えています。

 

 

 

2月に滞在されていたお客様とは、

”うどん作り”を楽しみました♫

 

 

うどんの材料は一般的には、”中力粉、塩、水”で作ります。

とてもシンプルな材料ですね。

その日の気温や湿度によって塩分、水分の量を変えるようです。

 

シンプルな材料だからこそ、繊細な加減が必要なのかなと思います。

 

 

 

今回は全粒粉入りの麺にするために、

強力粉:全粒粉を1:1で混ぜて使いました(^^)/

 

 

風家でパンを作る時も全粒粉入りで作る事が多いです。

 

全粒粉はお米でいう玄米のように、精製された小麦ではなく、

小麦を丸ごと挽いていて、少し茶褐色です。

(表皮や胚芽部分が粒々と見える物もあります。)

 

その為、香ばしい香りや風味や歯ごたえのある食感が出ます。

 

精製された真っ白な小麦をいただくよりも、栄養価が高く、

食べた時の血糖値の上昇も緩やかで、体に負担がかかりにくいものになります。

 

 

 

 

 

 

 

ボールにふるった粉と、塩、ぬるま湯お加えて手で混ぜ、

ある程度固まりにしてから密閉袋に入れ、

生地が飛び出さないように気を付けながら

足で踏んでいきます。

 

 

 

 

 

袋の中である程度踏んだら、

袋の中で生地を畳んでまとめます。

 

 

 

そしてまた踏んで、を繰り返します。

 

 

手で袋の上から押さえたり伸ばしたりしてもOK♪

 

 

この日は繰り返すこと5~6回。

生地の表面がツルッとしてつやが出てきます。

 

 

生地をひとまとめにして乾燥しないように袋に入れ、

数時間~一晩寝かせておきます。

 

 

この日は午後から生地を作り、翌日のお昼ご飯に食べることにしました(^^♪

 

 

 

 

 

 

翌日の午前中

 

 

生地を四つに切り分け、綿棒で伸ばします。

 

生地には弾力性があるので、

少しずつ広げていきます。

 

 

 

それぞれが伸ばし、それぞれで切っていただきました。

 

思い思いの厚さや太さに!

それがまた手打ちの醍醐味です‼

 

 

 

お昼ご飯の時間に合わせて、それぞれの麺をスタッフが湯がきました!(^^)!

 

 

 

”全粒粉入り手打ちうどん”の完成です‼

 

麺は薄っすらベージュがかっていました。

 

野菜を入れた”けんちんうどん”で召し上がっていただきました♡

 

 

コシがあって、食べ応え抜群♬

いつもとはひと味違ううどんを味わえたのではないでしょうか(*^^*)

 

自分で作ったうどんに、愛着⁉みたいな物も感じるかな(笑)

 

 

これからよもぎが採れる季節です。

”よもぎ入り手打ちうどん”なんて物も面白そう!

また機会があれば♬

 

 

 

もの作り体験

 

風家に滞在中、

近くの施設にものづくり体験をしに出かけることがあります。

 

1月に若狭和紙作り体験の様子をご紹介しました。

 

今回のお客様は、滞在中に色々な体験をする事を楽しみにされていて、

この日、和紙作りに出かけました(^^♪

 

 

皆さん和紙作り初体験!

 

 

スタッフさんに指導していただきながら、

和紙をすきました。

 

その後色付けなど、思い思いにデザインを施し

ハガキサイズ3枚を作りました。

 

 

 

 

 

 

和紙を体験された後、「他の体験もしてみたくなった!」とおっしゃり、

続けて”めのう磨き”と”若狭塗り箸研ぎ出し”を体験(^o^)

 

 

 

 

親子で並び、磨きと研ぎ出しスタート‼

 

 

 

息子さんはめのう磨きを。

用意された中から好きな石を選び、

粗さの違うサンドペーパーで、30分程ひたすらこする!磨く‼

 

 

単調な作業を続けていく途中、

「これはきついっすね~(苦笑)」

と弱音も出ていました(^^;)

 

 

 

お母さんはお箸磨き。

漆が塗られた赤いお箸を磨きながら、下にある模様や貝の輝きを出していきます。

 

 

こちらも20~30分程かけて、

研ぎ出していきます。

 

徐々に箸全体に綺麗に模様が出てくる過程が楽しいです♫

 

 

最初は赤一色だった箸が、若狭塗り箸独特の模様と貝の輝きが出て、

My箸の完成です(^^)/

 

帰られてから、このお箸を使って楽しい食事をしていただきたいですね♡

 

 

めのうは、

 

このような仕上がりになりました!

ペンダントかキーホルダーのどちらかに加工していただけます。

今回はキーホルダーに。

 

滞在中のしんどい⁉思い出になったかなぁ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

後日、自分の和紙に絵や言葉を書くことに。

 

 

 

今回の滞在中に感じた想いや望み、宣言などを書きました。

 

 

風家滞在中に自分の内側から受け取ったものや感じたものを見える形に表し、

それを目にする事で再度自分の中に落とし込む。

そんなメッセージカードになったのではないかと思います。

 

 

 

 

ネイチャーゲーム

 

2月の中旬

滞在中のお客様と一緒に、風家から車で15分程の海岸へお出かけ。

傍に無料水族館があり、よく利用する海岸です。

 

 

2月にしては快晴の日の午前中

この海岸線沿いの松林で、

”ネイチャーゲーム”をしました(^^♪

 

 

 

”ネイチャーゲーム”とは、

ゲームを通して、

自然と触れ合って、五感で自然を楽しみ、

いのちを感じ、心で学ぶ。

人間も自然の一部であり、繋がっているのだという事を思い出す。

 

子供も大人も一緒に気軽に楽しめる”自然遊び”です。

 

アクティビティの数は170種類以上あるそうです。

 

 

今回は、「フィールドパターンビンゴゲーム」

こちらを和流にアレンジして楽しんでもらいました‼

 

 

 

この表を使います。

 

書かれている図形に似ていると感じる物を

自然の中から見つけます。

 

 

2チームに分かれ、

見つかったら用紙の図形に〇を付けていきます。

早くビンゴになったら勝ち(^^)/

勝っても賞品は無いけど…(笑)

 

 

 

表を見ながら、目線を上に下にと移しながら探していきます♬

 

自然の中で、太陽の暖かさや光、風などを感じながら、

それぞれの感覚を開いてLet’Go!

 

 

 

 

普段なら気にせず、目に留まっていないかもしれません。

意識して見てみると、様々な物・形がそこにあります。

何だか宝探しゲームみたい(^o^)

 

 

 

 

 

 

見つけたものを図形と照らして丸を付けます!

 

 

 

同じ物を手にしても、

それを見る角度や捉える形は違っています。

 

 

 

例えば松ぼっくり。

”丸”と捉える人もいれば、”あみ状”と捉える人もいるでしょう。

 

 

一人ひとり感覚が違っていて楽しいですね(*^^*)

 

 

 

 

 

 

15分ほどして・・・

結果はこちら! (※見にくくてすみません…)

 

 

横にビンゴが二列完成しているチームがいらっしゃいました!(^^)!

 

 

自分では気づかなかったり、見つけられなかったけれど、

他の人と共有する事で新たな発見があった♫

といった楽しい体験も出来ると思います。

 

 

 

自然が作り出す形や色、香りや質感等

それぞれの個性が素敵に存在しながら表現されています。

そんな自然に触れ、感じ、繋がる時間を過ごしてみて下さい。

その時ご自分の内側から感じるものを大切に受け取ってみて下さい。

 

 

 

立春が過ぎ

 

先日の大雪は思いのほか早く溶けてくれました。

 

2月4日は立春。

旧暦では、「一年の始まり」とされていて、

寒さが峠を越え、春の気配を感じるようになってくる時期です。

 

体感としてはまだまだ寒い日が続きますが、

それでも、春は確実にやっていきています♬

 

日照時間も長くなっているなぁと感じます。

夕方5時でも明るい!

何だかこれからやってくる暖かな季節を感じ、嬉しくなります♫

 

 

ここ福井県若狭町は「梅」の産地。

もう梅の花があちこちで咲き始めています(^^♪

 

 

こうして草花の艶やかな色や素敵な香りを感じるとすごくワクワクしてきます!

 

 

そして春と言えば杉!

 

 

蕾もふっくらしてきています!

 

山を見ると少しオレンジ色に色づいていてきています。

 

これから暖かい日が続くようになると、この蕾から花粉が飛び散って・・・

花粉症の方には厳しい季節が既に始まっていますね(-“-)

 

 

 

 

そして春を感じる物には、やはり食べ物♡もありますね。

近くの野菜直売所には、春を告げる”ふきのとう”が出てきました!

 

風家の畑もふき畑なので、「これは早速確認だ!」と、

雨の中畑に入ってみると…

 

 

出てました(^^)/

数はまだ少ないですが、枯れた葉の隙間から、

ぷっくりと可愛らしく膨らんだふきのとうが、

幾つか顔を出していました(^^♪

 

 

可愛い形と綺麗な色を見つけると、

自然と笑みがこぼれます。

 

 

 

 

天気の良い日

滞在中のご家族と一緒に、

畑でふきのとうを収穫しました(^^)/

 

 

最初はなかなかふきのとうが見つけられませんでしたが、

だんだん目が慣れてきて(^^)

 

 

一つ一つ丁寧に鎌を使って採ってくださいました。

 

 

 

最終的には大小合わせて十数個の収穫が出来ました♪

 

採った先から、ふきの独特の香りが♡

春の命の息吹を感じます(#^.^#)

 

 

 

この日の夕飯はもちろん!

 

”ふきのとうの天ぷら”です!(^^)!

 

 

ふきのとうの収穫に続き、天ぷらを揚げるのも初体験!

 

 

米粉の衣でカリッとした天ぷらに仕上がりました。

独特の香りと苦み。

春の先取りに、皆さん満足していただけたかなぁ(^o^)

 

 

 

これから色々な春を感じられるようになります。

小さな命の芽吹きに出会える事が嬉しく、待ち遠しい今日この頃です!

 

 

1月下旬

 

2024年が始まり、早くも一か月が過ぎようとしています。

 

 

 

この冬は快晴の日も多く、

準備した雪囲いが活躍するような事もなく、

1月下旬まで過ぎました。

 

 

 

 

 

1月22日

 

 

風家下の畑には、茶色く枯れた植物以外に、緑色の葉の植物も。

 

 

 

去年の秋に種を蒔いて、なかなか芽が出ずに諦めていた菜っ葉が、

数本ですがこのように大きく育っていました♪

艶のある柔らかそうな葉で、もう少し大きくなるまで待とうかと思います。

 

 

 

 

ぐるっと畑を見て回ると、数か所にこんな物が・・・

 

 

足跡も所々見られるで、夜にはこの畑で宴を繰り広げている動物たちの置き土産ですね(^^;)

 

(春や夏などは、植えた野菜の芽などが食べられていて、何度も落胆しましたが…)

 

 

 

 

 

 

 

昨年の冬には雪の下になり、枯れないか心配していた玄関先のハーブ。

 

今シーズンは緑の状態で残っています。

夕飯に、トマト煮や野菜のグリル焼きなどに使えています。

 

 

 


裏庭の桜の木を見てみると、蕾がついています。

 

寒い中でも、春に向けての準備が進んでいるのですね。

 

 

 

風家の周りでは色のある植物たちも見られ、

それらがいつもの冬より、

少し心をほんわかとさせてくれます(*^^*)

 

 

 

 

 

 

そう感じていた二日後の1月24日

景色は一転しました‼

 


今シーズン最強寒波がやってきて、日本海側は大雪警報が‼

 

ここ福井県でも断続的に雪が降り続きました。

 

福井県は嶺北・嶺南と地域が分かれています。

今回の大雪は、風家のある嶺南地域がより多くの積雪となりました。

 

 

 



風家も雪に包まれて、一気に白銀の冬景色に・・・

 

 

電車はもちろん、国道も一部通行止めが出る状況になりました。

 

 





 

次の日も雪は降り続きました。

 

 

 

 

 

 

 

畑の菜っ葉やハーブ達も雪の下になってしまい…(-“-)

 

でも、雪の下から収穫した野菜は、”雪下〇〇”と名付けて売られることもあるように、

甘くなって美味しくなると言われます。

 

 

畑の菜っ葉も甘くなって食べられたらいいなぁ!(^^)!

ハーブ達もまた元気に復活してくれることを待ちたいと思います!

 

 

 

 

それにしても、

最近の雨や雪の、”一気に降る”という降り方は困りものです(-_-;)

 

今回の雪はしばらく残るのかなぁ・・・

 

 

 

若狭和紙作り体験

 

 

1月上旬の晴れた日

滞在中のお客様と出かけました。

 

 

若狭町の熊川宿へ。

小浜から京都へ鯖を運んだ幾つかの街道の宿場町だった場所。

 

 

「御食国若狭と鯖街道」として日本遺産に登録されています。

 

町並みにはシェアオフィスや古民家宿泊施設、飲食店などがあります。

 

 

この日は、途中でコーヒーショップや熊川葛を扱うお店に立ち寄りながら、

 

街道端にある道の駅までゆっくり散策しました♪

 

「静かで趣のある街並みが素敵ですね♪」

「雪景色も綺麗だろうし、見てみたかった」

そんな風に感想を仰っていました。

 

 

 

 

 

 

その後、小浜市にある食文化館へ向かいました。

 

食文化館には、食に関する展示や説明がされています。

お二人とも、興味深くそれらを見ていました。

 

 

中でも、全国のお雑煮の展示物に強く反応!

 

全国のお雑煮のレプリカが飾られていて、

 

 

それぞれの違いを見ながら、

「こんなお雑煮あるんだ~!」 

「私、これ食べてみたい!」

と、楽しそうに時間を過ごされていました(^^)

 

 

 

 

 

この日のメインイベントは”和紙作り”

こちらの施設の二階で体験です。

 

 

 

 

 

最初にスタッフさんから、和紙作りのレクチャーを受けます。

 

 

作る和紙は、ハガキサイズ3枚タイプか、色紙サイズのどちらかを選べますが、

お二人は色紙サイズをチョイス。

 

 

 

 

 

 

スタッフさんのアドバイスを受けながら和紙をすいていきます。

 

 



原料をすくって、ゆすって、止めて水が落ちていくのを待つ。

また原料をすくって、ゆすって、止めて、待つ。

これを二度三度繰り返します。

 

原料を型に入れる入れ方・量、ゆすり具合などで

和紙の出来上がりが変わります。

 

 

スタッフさんが、「体験の場ではほとんど失敗はしませんので、大丈夫ですよ!」

という優しい言葉をかけて下さいました。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

和紙がすけた後は、

用意されている色のついた和紙繊維や金粉、紅葉の葉などを使って、

思い思いに和紙をデザインしていきます。

 

 

 

 

 

デザイン出来たら、乾燥してもらって完成です(^^)/

 

30分程で出来上がりました。

(乾燥には15分程かかります)

 

 

 

 

 


乾燥すると色がはっきりしました。

 

金粉が入って華やかに♡

 

 

小浜市の小学6年生が、自分の卒業証書の紙をこちらの和紙で作る体験をします。

大きさがあるので難しい面もあるようですが、

みんな自分の記念になる物なので、真剣に作業し完成させていくそうです。

 

 

 

その時の、それぞれの想いが作りだす一点物。

 

 

 

お二人はこの色紙に、

自分が自分に対する”宣言”となる言葉を書く予定だそうです(*^^*)

 

 

 

若狭和紙の伝統工芸の技術を、ほんの少し味わえる時間となりました。

 

(この施設では他に、若狭塗り箸研ぎ体験などもあります(^^)/)

 

 

年末年始

 

2024年

謹んで新春のお慶び申し上げます

 

 

元日には石川県能登地方を震源とする大きな地震が発生しました。

被害に合われた皆様には謹んでお見舞いを申し上げます。

 

 

 

風家でも、その時間にスマホのアラームが一斉に鳴り響き、

福井県でも大きく長い揺れを感じました。

和のお客様で、石川県在住の方々もいらっしゃるので、心配しましたが、

幸い皆さんは大きな被害もなかったと、連絡をいただきました。

 

まだ余震が続いている状況ですので、被害がこれ以上広がらない事を切に祈ります。

 

 

 

 

 

 

昨年は多くの方々に、風家での合宿、意識の学校のオンライン講座にご参加いただき

感謝申し上げます。

 

本年も学びや気づきの場、出会いの場、体験の場として、

皆様と共に学び合い、進化成長しながら過ごしていきたいと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

若狭町に移転した2022年~2023年にかけての年末年始は、

静かに過ぎていきましたが、

 

この2023年~2024年にかけては、

風家に滞在される方々の、賑やかな声が響いていました♪

 

 

和では小浜市の施設の時から、大みそかの恒例行事があります。

 

それは、

「年越し蕎麦打ち」です!(^^)!

 

2023年大晦日も、スタッフの手ほどきで、滞在中の方々に打っていただきました。

 


蕎麦粉はそのままでは香りが分かりづらく、

水を加えると香りがしてくる、など

説明をうけていました。

 

 


参加者が順番に、

こねて、伸ばして、切ってを体験♫

 

みなさん初体験でしたが、約45分ほどで無事にお蕎麦が打てました!

 

 

早速夕飯に(^^♪

 

茹でる時、差し水を三回したらOK!

時間が短くあっという間に茹で上がります。

 

 

 

福井県では辛み大根をの”おろし蕎麦”が一般的な食べ方です。

 

この日は師匠の畑でいただいた大根をおろし、風家で漬けた梅干しをのせて、

”年越しおろし蕎麦”の完成です(^^)/

 

 

 

 

これまた福井県の代表的な食べ物”厚揚げ”を大根と炊いたものをおかずに、一緒に食べていただきました。

 

 

 

 

コシが強く、しっかりとした噛み応え・食べ応えのあるお蕎麦を堪能♡

 

美味しい年越し蕎麦をいただけました(*^^*)

手打ちそば最高‼

 

 

 

 

 

大晦日の夜は、雨・風が強かったのですが、

風家のすぐ上にある神社と近くのお寺へ、初詣に出かけた方もいらっしゃいました。

 

 

お詣りの時には雨も止み、例年より寒さの優しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

2024年 元旦

 

 

お昼ご飯に、お雑煮を食べていただきました。

元旦のお雑煮作りは、毎年ひじきさんの担当です。

 

こちらの地方のお雑煮は、お味噌汁に丸餅。

そこに自分で黒糖(もしくは砂糖)をお好みで加えていただきます。

 

 

 

 

風家でのお雑煮は、

白味噌のお味噌汁に丸餅を入れ、鰹節をのせていただきます(^o^)

 

具無しのシンプルなお雑煮です。

(毎年この時の会話は、それぞれの家庭のお雑煮の話で盛り上がります♪(笑))

 

 

 

 

 

そしてお正月と言えば、おせち料理。

 

大晦日からスタッフで手分けして準備しました。

 

 

和のお客様にいただいた蒲鉾を飾り切りに(^^♪

 

他の方にも、酒粕や瓶詰の筍や、りんご、早煮昆布、じゃがいもなどをいただき、

それらを使わせていただきました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

この日の夕飯

 

 

今年はこのようなおせちに仕上がりました。

 

今年のきんとんは、紫芋も使い、色鮮やかにしてみました(#^.^#)

(きんとんの中にはりんごをジャム風に煮たものを入れました)

 

辰年を表す物として、きゅうりを蛇腹に切って浅漬けに。

 

 

おせち料理にはそれぞれ、

「五穀豊穣」「子孫繁栄」「開運」などの意味や希望が込められています。

 

一年をスタートするにあたり、

今年のご自身の希望や在り方、過ごし方などを

ゆっくり考えられた方もおられるのではないでしょうか。

 

 

 

1月7日は七草粥をいただく日です。

年末年始で疲れた胃腸を整えリセットし、

新年度をスタート(^^)/

 

 

今年も皆様と、風家やオンライン講座を通して

素敵な時間を共有出来ましたら幸いです。

 

 

秋の手作り体験

 

今年も残り少なくなりました。

 

今年の秋は気温の高い日も多く、カメムシが大量発生でした(-_-;)

 

12月に入っても、20℃程の日もあったりと、

日によっての寒暖差が大きい秋から初冬になりました。

 

 

 

 

12月の上旬の晴れた日に、

今年も風家の雪囲いをして冬支度。

 

 

中旬に入り初雪が降って、ついに本格的冬の到来!を感じさせる天候になってきました。

 

 

 

 

 

11月

 

柿が旬の時期に、

軒下に柿が沢山吊るされている家があちこちに見られ、

「ここのお家はこんな風に吊るすのか!」「ここは今シーズン2回目だなぁ!」

などと思いながら、それぞれの家の干し柿が出来るまでの変化を楽しんでいました(*^^*)

 

 

毎日干されている柿の様子を見ているうちに

「風家でも作って食べたい!」と思い、

滞在中のお客様と一緒に”干し柿”を作ることに(^^♪

 

 

この時期、野菜の直売所には沢山の甘柿・渋柿の両方が売られていました!(^^)!

大きさや種類も色々ありました。

 

 

干し柿用の渋柿を一袋買うと、

大きめの物が10個入っていました。

 

 

 

 

 

みんなで、包丁やピーラーを使って皮をむきます。

この時、枝の部分を残しておきます。

 

 

 

 

 

 

みなさんが手際よく皮むきをして、

残しておいた枝の部分に紐を結びます。

 

 

その後、殺菌・防カビの為に、柿の表面を焼酎で拭きました。

(熱湯にサッとくぐらすやり方もあります)

 

 

 

 

準備が出来たら、日当たりの良い窓際に、

重ならないように吊るしました。

 

天気の良い日には窓を開けておきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日に日に表面の質感や、表面の色が変化します。

 

 

 

表面がしっかり乾いた頃から、一日一回全体を指で優しく揉みます。

(強く揉みすぎて中身が出ないように…)

 

こうしておくと、均一に柔らかくなり熟成します。

 

 

 

二週間程経った頃に、丁度よい固さになったので完成としました!

 

 

干し柿と言っても

粉がふいて表面が白っぽい物、

実が大きくふっくら柔らかい物、

こげ茶色や黒っぽく固い物、

 

様々なタイプの物があります。

 

手作りすると、自分の好みで仕上げる事も出来るので嬉しいですね。

 

 

 

 

今回はカビる事もなく、綺麗な状態で仕上がりました(#^.^#)

 

 

 

 

中は綺麗なオレンジ色で甘味もしっかり、ねっとりした質感も良く、

美味しい干し柿が出来ました‼

 

 

このまま食べてもよし、大根なますなどお料理に使ってもよし(^^)

 

 

 

 

今回は渋柿を干して甘くしましたが、

干す以外にも、

下手の部分に焼酎などのアルコールをつけて袋や箱に入れて密閉しておくやり方や、

お湯につけておく、炭酸ガスを使う、などの方法もあるそうです。

 

 

 

 

 

柿以外に干し物として、

焼き芋を”干し芋”にしたり、

大根を千切りにして”切り干し大根”にして楽しんでみた秋でした♫

 

 

 

 

知恵と工夫で美味しくいただく♪

その方法や過程を知ることで、いただく時に楽しみとありがたみが増えます(*^^*)

 

 

 

風家周辺の秋

 

10月に入ると各地で秋祭り・体育祭・イベントなどが行われています。

天気も変わりやすく、気温が低くなり”寒い”と感じる日も。

先日はエアコンの暖房をつけました。

ガスストーブ、石油ストーブの準備も完了です!

 

 

 

 

風家の畑の柿も色づいてきた物もあります。

 

 

初物をいただきました♪

今年も美味しい柿をいただけて幸せです(*^^*)

 

 

 

 

 

前回は、始まった秋の様子をお伝えしました。

今回は風家の周りを散策して見つけた秋をご紹介します。

 

 

 

 

9月には滞在中のお客様がさつま芋堀を体験されましたが、

芋と言えばこちらを発見(^^)/

 

何か分かりますか?

小指の先程のちいさなコロコロとした物。

 

これは「むかご」です。

 

この写真の物は風家の地区の山際で見つけました(^^♪

 

去年散策中に見つけ、”今年もあるかなぁ…”と確認しに行ったところ、

今年もありました!(^^)!

(勝手にとって良い場所のものか分からないので確認だけ)

 

 

 

 

むかごは、山芋の葉の根元が肥大化した”肉芽(にくが)”と呼ばれる部分になります。

(山芋以外に、長芋や自然薯やオニユリなども肉芽を付けます)

 

小粒だけど栄養豊富!

昔から滋養強壮の食材として重宝された食材だとか。

 

むかごを植えるとそこから芽がでて成長していくそうで、繁殖力も強い。

グリーンカーテンにもおすすめだそうです。

 

時期になるとこの辺りでは、野菜などの直売所にも売られていたりします。

 

 

山芋の赤ちゃんのようで、食べると少しぬめりを感じます。

”むかごご飯”にしたり、”かき揚げ”、”炒って塩こしょう”でいただいたりします。

皮ごと食べられますが、少々土くさい感じも。

 

実際に見つけて採る事は難しいかもしれませんが、売られていたら是非お試し下さい!

 

 

 

 

 

 

そしてむかごの場所からすぐの所には

 

 

”茗荷(みょうが)”の姿がひょっこりと♫

こんな風に生えてくるの、知ってましたか?

 

茗荷は生姜の仲間です。

爽やかな香りや辛みがありますね。

 

夏のイメージがある人も多いと思いますが、

”夏みょうが” ”秋みょうが”と言って、6月から10月過ぎの初夏から秋にかけての間が旬です。

 

 

薬味として、甘酢漬けとして、美味しいですよね♡

「茗荷の美味しさが分かる歳になったなぁ」と感じる今日この頃です(笑)

 

 

 

 

 

 

そしてそこからすぐの所にはイチョウの木があり

 

このように既に銀杏が落ちていて、

あの独特の香りを発しています(;^ω^)

これもまた秋の香り!

 

 

地物の銀杏が売られていたので、買ってきました。

フライパンで炒って、食べてみました(^^♪

 

 

焼いた銀杏は、透き通って綺麗な緑色!

モチモチしていてとても美味しい秋の味覚です♡

 

この日滞在されていた方は、焼き銀杏が初体験!

その美味しさに、銀杏へ伸ばす手が止まりませんでした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

更にイチョウの木を少し過ぎた所に、

 

赤い小さな実が目を引く木があります。

 

春はこの木は、香りの良い緑色の小さな葉を付け、その後花や実を付けます。

 

そうです、これは”山椒の木”です‼

赤い山椒の実はあまり見る機会がないかもしれませんね。

 

 

 

山椒の木は風家の庭先にもあります。

 

春は食事によく木の芽を使って楽しんでいます。

風家にある木は雄木なので実は付きません。

 

この山際の木は雌木で実が付きます。

春の緑色の実を採らずに初秋まで置いておくと、このように赤く熟します。

 

 

実がはじけて中から艶々した黒い種が弾け出ていました。

こうなったら収穫時期。

 

この赤と黒の鮮やかなコントラストは、鳥に種子を運んでもらう為なんだそうです。

鳥はつまんだ時に、ピリッとしたりしないのでしょうか(^^;)

 

 

 

緑色の実は、佃煮やちりめん山椒などでいただきますね。

 

この赤く熟した実の殻を乾燥させて粉末にしたものが”粉山椒”です。

(緑色の実も粉山椒に出来ます)

ピリッとした辛さと香りが食欲をそそります。

 

日本の山椒は、葉・花・果実の全部を食し、それぞれの味わいを楽しめます(^^♪

 

 

 

 

このように、風家の周りを少し歩くだけでも色々秋を感じられます!

 

 

爽やかな秋風と共に、美しい色、香り、旬の物を運んできてくれていますよ(^o^)

山の色も少しずつ変化してきていて、日々何だかワクワクします♪

 

 

 

ご自分の住む場所でも、秋の訪れを見つけてみてください。