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若狭和紙作り体験

 

 

1月上旬の晴れた日

滞在中のお客様と出かけました。

 

 

若狭町の熊川宿へ。

小浜から京都へ鯖を運んだ幾つかの街道の宿場町だった場所。

 

 

「御食国若狭と鯖街道」として日本遺産に登録されています。

 

町並みにはシェアオフィスや古民家宿泊施設、飲食店などがあります。

 

 

この日は、途中でコーヒーショップや熊川葛を扱うお店に立ち寄りながら、

 

街道端にある道の駅までゆっくり散策しました♪

 

「静かで趣のある街並みが素敵ですね♪」

「雪景色も綺麗だろうし、見てみたかった」

そんな風に感想を仰っていました。

 

 

 

 

 

 

その後、小浜市にある食文化館へ向かいました。

 

食文化館には、食に関する展示や説明がされています。

お二人とも、興味深くそれらを見ていました。

 

 

中でも、全国のお雑煮の展示物に強く反応!

 

全国のお雑煮のレプリカが飾られていて、

 

 

それぞれの違いを見ながら、

「こんなお雑煮あるんだ~!」 

「私、これ食べてみたい!」

と、楽しそうに時間を過ごされていました(^^)

 

 

 

 

 

この日のメインイベントは”和紙作り”

こちらの施設の二階で体験です。

 

 

 

 

 

最初にスタッフさんから、和紙作りのレクチャーを受けます。

 

 

作る和紙は、ハガキサイズ3枚タイプか、色紙サイズのどちらかを選べますが、

お二人は色紙サイズをチョイス。

 

 

 

 

 

 

スタッフさんのアドバイスを受けながら和紙をすいていきます。

 

 



原料をすくって、ゆすって、止めて水が落ちていくのを待つ。

また原料をすくって、ゆすって、止めて、待つ。

これを二度三度繰り返します。

 

原料を型に入れる入れ方・量、ゆすり具合などで

和紙の出来上がりが変わります。

 

 

スタッフさんが、「体験の場ではほとんど失敗はしませんので、大丈夫ですよ!」

という優しい言葉をかけて下さいました。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

和紙がすけた後は、

用意されている色のついた和紙繊維や金粉、紅葉の葉などを使って、

思い思いに和紙をデザインしていきます。

 

 

 

 

 

デザイン出来たら、乾燥してもらって完成です(^^)/

 

30分程で出来上がりました。

(乾燥には15分程かかります)

 

 

 

 

 


乾燥すると色がはっきりしました。

 

金粉が入って華やかに♡

 

 

小浜市の小学6年生が、自分の卒業証書の紙をこちらの和紙で作る体験をします。

大きさがあるので難しい面もあるようですが、

みんな自分の記念になる物なので、真剣に作業し完成させていくそうです。

 

 

 

その時の、それぞれの想いが作りだす一点物。

 

 

 

お二人はこの色紙に、

自分が自分に対する”宣言”となる言葉を書く予定だそうです(*^^*)

 

 

 

若狭和紙の伝統工芸の技術を、ほんの少し味わえる時間となりました。

 

(この施設では他に、若狭塗り箸研ぎ体験などもあります(^^)/)