自分リセットしませんか?自然な自分を取り戻すために。

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春の海

 

3月下旬

 

風家のお客様と晴れた日に出かけました。

 

ここは風家から車で10分程の、小浜市田烏と呼ばれる地域の海です。

対岸には棚田がみられます。

 

鯖のへしこをお米と糀で漬けた「なれずし」が有名です。

海水浴場もあります。

 

 

 

この日は波も穏やかで、海の中も綺麗に見え、魚も海面に飛び跳ねていました♪

 

 

 

日差しが気持ちよく、海に沈められたテトラポットにおりてみたり、

防波堤の上で寝転んでみたりして、のんびり過ごしました(#^.^#)

 

 

 

 

 

 

海岸沿いのお店の前には、このように採れたてのわかめが沢山干してありました!

 

近くにいくと、磯の香りがプンプン(^^)

若狭地域ではよく乾燥したわかめがスーパーなどで売られていて、トースターで軽く炙ってふりかけのようにご飯にのせて食べたり、もどして酢の物にしたりして食べられます。

 

 

 

 

 

 

春は生わかめの美味しい季節でもあります♡

スーパーや直売所などで、海水から引き揚げたままの生わかめが売られます。

わかめの旬は春。3~5月が最盛期です。

正に今が旬!

 

 

生わかめは乾燥わかめに比べて、体内の不要な水分や塩分を体外に排出してくれるカリウムが多く含まれます。

カルシウムやヨウ素、ビタミンAなども豊富です。

 

 

風家でも市場で買ってきて、夕飯に♬

 

袋を開けると磯の香りが台所に広がる!

 

この時期、生わかめのおススメの食べ方は

「しゃぶしゃぶ」です‼

柔らかいので、サッとお湯にくぐらせて、ポン酢でいただきます(^^♪

 

 

茶色っぽかった色が、お湯に入れると一瞬で

”鮮やかなグリーン”に変わります(^^)/

 

卓上でしゃぶしゃぶしながらいただくと、目にも楽しいですよ!

 

 

 

 

 

この日のメニューは、

”生わかめしゃぶしゃぶ”と

同じくその日に買った”ハタハタの醤油漬け”と

”福井名物の座布団揚げ”、”原木椎茸”が食卓に並びました。

 

しゃぶしゃぶは、柔らかいけどシャキシャキもして、海の風味も楽しめます。

どれだけでも食べられちゃう(;^ω^)

この日のハタハタは一匹が大きく、脂ものっていて美味しかったです。

椎茸は塩をふって焼いたシンプルな調理で。椎茸汁が出てましたよ(#^^#)

 

 

 

生わかめは他にも、菜の花と柑橘をポン酢で合わせた和え物にしたり、

わかめの中心の茎部分だけをとって薄く切り、こんにゃくやひじきなどと炊いた煮物にしたり、お味噌汁に入れたりしていただきました。

 

 

 

 

春は山野草をいただく機会が増えますが、

春の海の旬も香り・風味共に豊かで美味しいですよ♡

 

一度には食べきれないので、小分けにして冷凍することにしました。

 

春の海の旬をもう少し楽しめそうです(^^♪

 

 

 

畝づくり

 

4/1、風家で「自然栽培ワークショップ」を開きます(^^)/

 

 

同じ若狭町で自然栽培をされている方を講師に招き、

「自然栽培についての講座」、その後に「実践編」として

”畝づくり・じゃがいもの種植え”を行います。

 

 

 

 

自然栽培とは、

太陽や水などの自然の力だけで、土の中の微生物の働きによって植物に必要な栄養素を取り込んで育てる栽培方法。

農薬だけではなく、堆肥・化学肥料・有機肥料も使わない。

決して”植えたらほったらかし”の栽培ではなく「自然と栽培」という、人間と自然、環境のバランスをとる農業であり、様々な命を尊重する農業。

 

 

 

三月中旬を過ぎた風の冷たい晴れた日

講師の方と、風家に滞在中のご兄弟と一緒に、ワークショップの準備として、

畝づくりをしました。

 

 

風家の畑は、去年秋から土づくりの為に

河原の萱や落ち葉などをのせてマルチを被せた畝を、三列作りました。

 

今回はその横のれんげを植えたスペースを使って畝を準備することに。

 

 

 

この日は五名の人出があり、みんなで作業!

 

一面れんげ畑の可愛い風景を思い描いていましたが、

それが実現することはなさそうです(苦笑)

 

 

 

風家以外の場所でもこのようなワークショップが行われますが、関心がある方が多数参加されています。

既にご自分で畑をされている方、これから始めてみたい方など、様々。

 

講師の方は「まだまだここ嶺南地域では、自然栽培を実践されている方は少なくて、

興味関心を持ってもらえるのは嬉しい」と仰っていました。

 

 

 

 

この日はじゃがいもの種芋の切り方も教えていただきました。

 

これで当日を迎える準備が出来ました(^^)

 

 

 

 

自分でやってみてるけど上手く出来ない・分からない事がある

これからやろうと思っている

興味はあるけど…   等

 

 

実際にやられている方のお話やレクチャーを受けられるのは、貴重です‼

この機会に参加してみてはいかがでしょうか(^^♪

 

 

お気軽に風家までお問い合わせ下さい

お待ちしております!(^^)!

 

 

干し野菜

 

風家では昨年初冬、雪対策として家の側面に雪囲いをしました。

幸い、それほど大雪にもならずにすみました。

 

三月に入って暖かい日が続きましたので、取り外しました。

 

お役目ご苦労様でした♡

今年の冬まで、おやすみなさい…

 

 

 

 

前回、風家の小屋の裏の桜が開花したことをお伝えしました。

そこから三~四日程で‼

 

満開になりました~(^O^)

開花してからあっという間です!

 

 

この桜は真っ白です。(ソメイヨシノではないのかも?)

空の青に白い桜が映えます!

香りもほのかにしていますよ♪

 

 

 

 

先日、車ですぐのお世話になっている畑に行ってきました。

これから野菜を植えられるように準備するため、今植わっていたキャベツ・ブロッコリー・大根・ネギなどを抜いてきました。

 

 

大根はこんなに沢山!

 

 

作業が終わってから、キャベツ・ネギと一緒に、数本いただいて帰りました。

 

 

 

 

その内一本は、角切りにして塩をしてから水気を切り、

醤油・醤油糀・鷹の爪・お酢・きび糖を混ぜた液に漬けてお漬物にして頂きました。

 

残りの大根はすぐには食べきれそうになかったので、「切り干し大根」を作ることにしました(^^)

この時合宿で来られていた方にも手伝っていただき、この日は二本分を切って干すことに。

 

なるべく重ならないように広げ、日当たりの良い場所に吊るしておくことにしました。

 

 

こちらにも広げ、干すことに。

(去年梅干しを干す為に購入したザルが重宝します♫)

 

 

 

お天気が良く、空気も乾燥していた為、次の日にはこれくらい乾いていました。

 

 

 

そして四日間程で…

自家製切り干し大根が出来ました~‼

(なかなかいい感じ💛)

 

 

 

 

まだ余っていたので、もう一度丸いザルには千切りにして広げ、

吊るす方には、いちょう切りにしたものを広げて干すことに。

 

いちょう切りの物は、千切りの物より時間がかかりそうですが、仕上がりが楽しみです。

 

 

頂いてきた大根は、生でも甘味がとても強かったので、甘くて美味しい切り干し大根になっていると思います(#^^#)

 

 

 

干し野菜は、水分が抜ける分、旨味などが凝縮され

そのまま食べる時とはまた違った味わいや食感を楽しめます♪

保存性や栄養価も高まります。

 

また乾物は、太陽の光・パワーをたっぷりと浴びていますので、

それをいただいた時に、体の中にその食材と一緒にそれらも取り込む事が出来ます。

体を温めたり、体内の余分な水分を排出したりと、体調を整えるのを助けてくれます。

 

 

完全に乾ききるまで干さなくても、数時間だけでも干してから調理するのもいいですよ(^-^)

きのこやお野菜等、色々試して見てください!

(食材を無駄なく使いきるのにもおススメです)

 

 

さぁ、出来上がった切り干し大根を使って、どんな料理を作ろうか(^^♪

 

風家では、このように一緒に干し野菜を作ったり調理したりもしていますので、

お越しの際は一緒に楽しみましょう💕

 

今回作った切り干し大根を使った料理は、またご紹介出来たらと思います!

 

 

春到来♪

 

三月に入って、20℃を超える暖かい日が続きますね。

あちらこちらで春を感じる風景に顔が緩みます(#^^#)

 

風家の小屋の裏にある桜の木を見てみると、既に花が咲きそうな勢いで、

日に日に花芽が伸びてきています!

 

今年の開花は早いのかなぁ(^^♪

 

 

 

と、言っている間に咲きましたよ~(^o^)

 

つぼみも白くフワッとしているので、どんどん咲きそうです‼

ここでお花見出来る~♡

 

 

この前までふきのとうは、一気に花開いてきましたよ!

 

 

 

色とりどりの花々♡

 

 

 

生き物達も活動を始めました♬

 

 

 

春になると野草も色々でてきます。

 

こちらはつくし‼ 

皆さんがよく知っている春の野草のひとつではないでしょうか。

 

春のものは成長が早いので、一日過ぎるとグッと伸びている物が多いですよね(^^)

 

つくしもニョキニョキとすぐに伸びてきます。

食べたこともある方も多いと思いますが、

つくしの食べ頃は、土から10㎝位伸びていて、穂先が開く前のものが良いと言われます。

 

 

この日風家の合宿の方と、丁度よいくらいの穂先の物を見つけたので、少しいただいて帰りました(^^♪

(採取する場合は道沿いなど汚れがつきやすい場所のものは避けるなど、場所を選んで下さい)

 

 

帰ったら下処理です。

 

つくしのはかまを取ります。

 

こんな感じになりました。

(灰汁で指や爪が黒くなるのでご注意を!手袋などをされると良いですが、少々取りづらいかもしれません…)

 

 

はかまが取れたものから水に浸け、よく汚れを落とし、

塩を入れたお湯で茹でます。

 

(茹でた後に、水にさらす・さらさない、どちらの場合もあるようで、

今回は茹でた物を食べてみたら、苦みなどはさほど無かったので、水にさらさず冷ましました)

 

 

 

どんな味でいただこうかなぁ(^^♪と考え、

まずは定番のお醤油とみりんで甘辛く♪

 

食べてみると、穂先は苦味が少々感じられましたが、茎の部分の歯ごたえもよく、

食べやすく美味しかったです。

 

 

 

そしてもう一品。

こちらは、コチュジャン・にんにく・醤油糀・甘酒・ごま油で味付けをした、

少しピリ辛な韓国風に!

 

食べてみると、豆もやしのナムルのようで、苦みも薄れていて、

穂先部分が豆もやしの豆の部分の食感。 

ピリ辛感がとても合って、こちらも美味しかったです!

良いのか悪いのか、つくし感はあまり感じないかもしれませんが(^^;)

 

他に、”卵とじ” ”天ぷら” ”パスタ” ”白和え” などでもいただけます(^^)

 

 

 

 

つくしには、ビタミンC・βカロテン・食物繊維・カリウム・亜鉛などが含まれていて、

中でも”ビタミンE”が豊富です。(食材の中でもトップクラス!)

 

ビタミンEは、「抗酸化物質」であり、体内の活性酸素を取り除いてくれます。

 

(※アルカノイドの一種である天然毒素が微量含まれていますし、ビタミンB1欠乏症を引き起こすチアミナーゼを含みますので、大量摂取は控えた方が良いです。 しっかり灰汁抜きをして少量いただきましょう。)

 

 

つくしに限らず春の山野草は、灰汁や苦味があるものが多く、下処理をしなければなりません。

体内のデトックス効果があるものが多いですが、いただく量には気を付けてください!

(吹き出物が出たり、くしゃみ、鼻水、気分が悪くなったりすることもあります)

 

 

これから風家の周りで、山野草のガイドブック片手に一緒に散歩してみませんか♪

自然の息吹を感じながら、この時期ならでは!が沢山見つかると思います💖

 

 

 

酒粕

 

三月になりました!

晴れた日は、気温も上がり、日差しが温かく気持ちが広がる感じがします。

 

風家の小屋の裏にある桜のつぼみは、ぷっくらしてきました!

小さな丸いつぼみがすごく可愛い💛

 

風家に向かうため車を走らせていると、山からモワモワとした煙が出ていました。

そう、あれです!

花粉です‼ 花粉が飛び出していたんです(*’ω’*)

 

山間に住んでいると、この季節よく目にする光景です。

花粉症の方が見たら、それだけでくしゃみが止まらない事でしょう(/_;)

 

 

 

去年の今頃は以前の場所で、引っ越し準備に追われていました(#^^#)

なんだか随分前のように感じます。

 

 

以前の和の場所でも、この風家でも、お客様は全国から来てくださいます。

その方の住む場所のお話を伺うのはとても楽しいです♪

旅行をせずとも、その土地の様子を知ることが出来ます(^^♪

 

和から自宅に戻られて、その土地の名物や特産品などを送ってくださる事もしばしばです。

ありがたいです(*^^*)

 

 

 

去年風家に来られた方からは、「酒粕」をいただきました♡

 

酒処で有名な、神戸市灘区の物です。

(福井県も米どころですので、美味しいお酒を造っていますよ♪)

 

 

「酒粕」は、清酒(日本酒)を造る時に出来る副産物です。

 

お酒の原料は、”米・糀・水”です。

これらの材料を合わせて発酵させ、発酵した醪(もろみ)を搾ると日本酒ができ、

その搾った残りカスが酒粕です。

 

酒粕はスーパーなどでも手に入り、

板状の”板粕”、バラバラに崩れている”バラ粕”、ペースト状の”練り粕”があります。

今回いただいたのは、板状の”板粕”です。一番見かける形状かと思います。

 

 

 

酒粕で思い出すのは、幼い頃冬に田舎に帰ると、大人達が

酒粕をストーブで少し焦げ目が付くくらい炙り、黒糖と一緒に食べていた事です。

その酒粕を炙っている時の香りが、子供としてはあまり良い香りには感じられず、

「大人って変な物を食べるなぁ・・・」と思っていました(^^;)

 

その後、粕汁などで酒粕を口にする機会がありましたが、

「酒粕って美味しい!」と感じるまでには正直時間がかかりました。(苦笑)

この味が分かるということは、少し大人になったのでしょうか(*^^)v

 

 

今回いただいた酒粕は、そのまま食べてもまろやかな優しい風味と口触り。

とても食べやすく美味しい物でした!

 

 

そこで♪

これを使っていくつか調理してみましたので、ご紹介します(^^)/

 

 

最初はやはり定番の「粕汁」に♬

 

こちらの材料で作りました!

 

野菜を少量の油で炒めて蒸し煮をし、出し汁を加えて柔らかく煮ます。

 

酒粕は細かくちぎって、出し汁で溶きのばしておきます。

 

野菜が柔らかくなったら、溶きのばした酒粕を加えて少し煮て、

 

火を止めてから味噌を加えたら出来上がり(^^♪

 

粕を味噌と同じタイミングで加えると、より酒粕の風味と香りが残りますよ。

(それが苦手な方は、先に加えて少し煮る、この作り方でどうぞ♪)

 

かぼちゃが溶けて、黄色い粕汁になりました(笑)

 

 

おむすびと、冬の風物詩”なれずし”(大根と鯖の糀漬け)と一緒にいただきました。

どちらも健康に良い”発酵食品”!

 

酒粕の効果で、コクがあり、程よいとろみ・濃度がついた汁物で、ほっこり温まりました~♡

 

 

 

そして、こちらはお手軽なラムレーズン風の「酒粕レーズン」!

 

酒粕をスイーツとして手軽に味わうには定番です。

作り方も簡単!用途は色々!

 

 

材料は、酒粕とレーズンだけ。

そして二つを混ぜるだけ!(^^)!

酒粕が固い場合は、少量の水やお湯でふやかしたり、蒸したりして柔らかくします。

(レーズンにオイルコーティングされている場合は、熱湯をかけて油分をとってから加えます。)

 

混ぜてから2~3日置いておくと、レーズンの甘味が酒粕に移って、ラムレーズンのような風味に(*’▽’)

(ほんのりレーズンの色が酒粕に移って、ほんのりベージュ色に)

 

そのまま食べてもよし、クラッカーやバケットにのせて食べてもよし💖

 

レーズンでなくても、他のドライフルーツでもいいですし、数種類混ぜても楽しいですね。

 

 

今回は、米粉のクッキーに挟んだ”酒粕レーズンサンド”と、

ココア・ナッツ・デーツ・甘酒も混ぜて丸めた”酒粕レーズントリュフ”に変身させてみました(^^)

 

 

 

それから、ローズマリー・黒コショウ・塩糀などを混ぜて焼いた

サクサクポリポリの”酒粕ポッキー”も作ってみました。

 

酒粕って、チーズの風味になるんですよね~!

おやつにも、おつまみにもいいですよ。

 

 

酒粕は他にも、ホワイトソース、カレー、チーズフォンデュ、お饅頭、ケーキ類 等、用途は色々です‼

 

 

酒粕は”粕”と言っても、

良質の植物性タンパク質・ミネラル・ビタミンB群・食物繊維、必須アミノ酸、葉酸、などが含まれ、非常に栄養価が高い物です。

 

原料のお米が発行する過程で作られる、アミノ酸やブドウ糖が豊富に含まれるので、料理にくわえると旨味とコクが加わります。

 

また、微生物達によって、100種類以上の酵素も含まれています!

 

これらによって、

便通の改善、高血圧の抑制、悪玉コレステロールの減少、美肌、等

健康効果が期待できます♪

 

酒粕を選ぶ際は、今回頂いたような原材料が

 

米・糀だけの物を選ぶと良いです。

(醸造アルコールが入っているものが多く売られています)

 

 

今一度、発酵食品として「酒粕」を取り入れてみるのもいいですね(^^♪

 

 

まだ酒粕は残っていますので、風家でご賞味下さい\(^o^)/

 

 

 

2月も下旬。

まだ雪の降る寒い日が続いています。

 

 

雪が溶け、玄関前や風家裏の様子を見てみると、

着実に春に向かっているなぁ♪と感じます。

 

 

雪で玄関前に植えたハーブ類がどうなるか…と心配しましたが、

どれも元気で無事のようなので安心しています(^^)

 

 

 

風家の裏に植えたミントも久しぶりに確認しに行ってみると・・・

 

小さいですが濃い緑色の葉を元気に広げていました♡

 

 

ハーブ類が雪で全滅しないように、一部プランターに株分けしておいたのですが、

みんな無事だったっようです(#^.^#)

たくましい‼

 

 

 

 

風家から少し離れた方の畑の様子も見に行ってみました。

 

スナップエンドウ、玉ねぎ、にんにくはそれぞれ元気な様子。

 

 

今回見に行って変化に気づいたのはこちら!

らっきょうです。

なかなか芽が出てこないな…と思っていたら、出てました!

着実に成長していたようです(^^♪

嬉しい♡

 

 

ついでに畑周りを観察していると、

出てる!出てる‼

 

ふきのとうがわんさか(笑)

 

(前回ふきのとうを収穫した畑は、風家からすぐの場所の畑でした。)

 

 

この場所にこんなにふきがあった記憶がなかったのでビックリ!

またまた一人で

「出過ぎやろ~‼ すごすぎ~‼」

と叫んでしまいました!(爆笑)

 

慌てて風家に戻り、スタッフを呼んで二人で鎌とバケツを持って収穫に!(^^)!

 

前回は下を向いて目を凝らしながら、宝探しのようにして見つけていましたが、

ここの物は、少し成長していて大きめのふきのとうばかりで、目を凝らさずとも見えてます!

花が開き気味のものも多くみられました。

 

 

この日はバケツ1/3程の量をいただいて帰りました。

 

 

 

前回は”ふきのとう味噌”と”天ぷら”にしたので、

今回は茹でてから

”酢味噌和え”と”ごま和え”にして試食しました。

 

作ってすぐは酢味噌和えの方が苦みを感じにくく、食べやすいと思いましたが、

最終的には、二人とも「ごま和えがいい♪」という感想になりました(^^)

 

 

 

これから暖かい日が続いてくると、あっという間にふきのとうは花が咲いて伸びてきます。

つぼみをいただけるのは、今だけの楽しみです♪

 

 

 

ふきのとうが旬を過ぎると、これからよもぎやつくしなど、春の山野草がどんどん出てきます。

 

よもぎの新芽も既に芽吹いてきていますよ(^^)/

 

 

気温も上がり動きやすい季節がすぐそこです。

美しい芽吹きの景色と春の恵を、風家で一緒に満喫しませんか(^o^)丿

 

今からどんな体験の春になるか楽しみです‼

 

 

山内かぶら

 

 

日々の食事をいただくうえで、意識していることの一つに「身土不二」があります。

これは以前、”旬をいただく”の内容の時にご紹介しました。

 

人間の身体は、自分が住む(居る)場所と切っても切れない関り(影響)があるということです。

自分の居る土地で出来たものをいただく事で、その場の自然と調和し、体調管理がしやすくなります。

 

 

「風土=food(食べ物)」

 

その土地の風土が、作物を育て、人を育てる。

その土地に適したものが育ち、その土地ならではの特徴ある作物が出来ます。

そして、それを使ったその土地ならではの料理や歴史もうまれます。

伝統料理・郷土料理として受け継がれ、各土地・地域の特色が楽しめますよね♪

出かけた先での楽しみの一つにもなります(#^.^#)

 

 

ここ福井県や若狭地域でもいくつもの伝統野菜・伝統料理があります。

 

風家のある場所のすぐ近くにもこの地域ならではの伝統野菜

 

「山内かぶら」 があります(^O^)

 

若狭町の山内という、朝霧が立ち込める山あいの集落のみで作られている在来種の蕪です。

代々山内の集落内でこの蕪の種が受け継がれてきました。

 

 

今この山内かぶらを栽培・加工・販売を行っているのは、

山内地区の65歳から89歳の12名の女性グループ「山内かぶらちゃんの会」の皆さんです。

 

(八百熊川HPより)

 

 

この山内かぶらは100年以上前より栽培されていたそうですが、1987年には栽培者の高齢化などで、栽培が一旦途絶えていました。

 

その後、伝統野菜が見直され脚光を浴び始めた事から、1996年から再び栽培を始め、徐々に栽培面積を増やしていきました。

 

(福井県HPより)

 

 

2016年には国の地域ブランドを保護する「地理的表示(GI)保護制度」に登録され、今では東京や大阪、京都といった県内外のレストランや料亭などからの注文も入ってくるようになったそうです。

 

今年1月。地元の新聞には、”○○○○さん(有名芸能人)絶賛”という記事が載っていました(^^♪

(インスタグラムのストーリーに写真と紹介文を載せて、味を絶賛したとの記事でした)

 

 

 

 

(福井県HPより)

 

山内かぶらは、

普段目にする丸くて艶っとした蕪とは違い、円錐形でゴツゴツしていて、ひげ根も沢山ついています。

たくましさを感じます(^o^)

 

皮も硬めで、肉質は詰まりしっかりしていて、葉の部分も長めなのが特徴的。

味や香りが強く、加熱しても煮崩れしにくいです。

 

 

 

 

収穫は11月~2月にかけて行われ、ピークが12月~1月だそうで、

畑を見に行ってみると、ちょうど生産者の方が両手に抱えながら収穫したかぶらを車に運んでおられました。

 

お話を伺うと「明日給食に使うのから持って行くのよ」と仰っていました(^^)

 

近くの学校では、学校行事で山内かぶらの栽培や収穫を手伝っていて、

地域全体でこの伝統野菜を継承し、盛り上げていこうとされています♬

 

若狭地方の旅館で、山内かぶらを使ったメニューの開発・お披露目会をされたニュースや、

山内かぶらの種を使ったチョコレートが作られたりと、

どんどん活用方法が拡大されていきますね♪

 

 

 

 

 

 

そして風家からほど近い場所には、

「いっぷく処 かぶらちゃん」

というかぶらちゃんの会の方々がお食事を提供しているお店があります。(毎週土・日・月のお昼に営業)

 

 

 

 

和のスタッフは、何度となくこちらのテイクアウト弁当をいただいています(*^-^*)

 

 

日替わりでメインのおかずが変わりますが、おかず一つ一つが丁寧に作られていて、家庭の味といったほっこりするお弁当です♡

 

 

店内では、

 

 

肉うどんとコロッケ・餃子の付いた定食や、日替わり定食(この日は天ぷら定食でした)などがいただけます。

 

山内かぶらの生産者の方々が作られるので、いたるところに山内かぶらが使われています!

というか、山内かぶら尽くし(笑)‼

 

うどんには、すりおろした山内かぶらを入れて食べ、コロッケや餃子には葉と実の両方が使われています。

 

日替わり定食は、お味噌汁、酢の物、和え物、煮物、

全てに生のかぶらや乾燥させたかぶらが使われていて、

天ぷらは、果肉も葉も両方味わえます♪ (天つゆにいれるおろしも、もちろん山内かぶら‼)

 

まさに、”身土不二” ”旬” ”一物全体”を網羅したご飯です!(^^)!

 

こちらがお食事や畑のことなど質問すると、いつも丁寧に教えてくださいます♫

 

 

 

 

生のかぶら以外にも、酢漬けにしたお漬物や、乾燥させた物、種を使た粒マスタードといった加工品も販売されています。

 

お漬物は程よい甘酸っぱさで、しっかりとした歯ごたえでとても美味しく、ご飯がすすんでしまいます(^^;)

 

山内かぶらの種から作られた粒マスタードは、プチプチとして食感もよく、優しい味に仕上がっているため、お野菜・お肉・お魚と、なんでも合わせやすい味ですよ!

 

 

こんなレシピ冊子もありますよ!

 

 

 

 

自分でも実際に調理してみました(^^)/

 

葉の部分をサッと炒めて塩とごまで味付けし、混ぜご飯に♪(左)

 

葉の香りと風味がさわやかで、茎の部分は甘味も感じられました(^^)

緑の色も綺麗で、シャキシャキとした食感も食欲を誘います!

青臭さや苦みなどはそれほど強くなかったです。

 

果肉部分はトマトスープにいれてみました♪(右)

熱を加えると甘みが増え、皮ごと煮ているのでよりかぶらの味わい・香りもしっかり感じられます(^^♪

一般的な蕪は煮崩れるくらい柔らかくなりますが、特徴通り煮崩れにくく食感も程よく残っていました。

 

山内かぶらの持つ風味・香り・食感、それぞれがいい感じに主張していて、

これらの個性が食べていて楽しく、満足感を与えてくれました(*^^*)

 

 

 

 

最近は、苦み・えぐ味・臭みなどが少ないようにと、品種改良された野菜が多くあります。

誰でもが食べやすいのはありがたいですが、

本来その野菜が持つ個性が薄れてるようで、物足りなさを感じる事もあります。

 

 

 

これから和で作る野菜たちも、

”ここの野菜はなんか違う!” ”野菜が元気で美味しい!” ”また食べたい♡”

そんな作物が出来るようになるといいなぁ♡

 

 

 

立春が過ぎ

 

2月4日は立春でした。

 

暦の上ではこの日から春を迎えます。

旧暦でいうと、この日から一年がスタートです♪ 

 

 

まだ朝晩は寒く、日中の寒暖差も大きい時期。

春⁉というとピンと来ない気もしますが、

昼間日が差していると暖かさも感じ、なんだか日が長くなった気がします(#^.^#)

 

 

晴れた日、久しぶりに風家近くを散策してみると

 

 

雪解けた大地には、もう可愛い花たちが元気に咲いていました!(^^)!

 

冬の間は、グレー・白・茶色などの暗い色が多かったので、綺麗な色を見ると心が躍ります♪

 

 

季節を感じる場所といえば、野菜の直売所!

もう既に「春の使者」とも呼ばれる

”ふきのとう”

が陳列棚に並べられています(^^)/

近隣の何件かある各直売所にお目見えです💖

 

ふきのとうは、”ふき(蕗)”のつぼみです。

一般的に2~3月頃が旬で、寒い地方や山間部などは4~5月になります。

つぼみから花が咲いて、その後に地下から伸びてくるのが ”ふき” です。

 

 

 

「風家近くでもふきのとうが出ていてないかなぁ」と散策してみたのですが、その日は見つけられず…

 

しかし!

風家の畑の一角にはふき畑があったことを思い出し、別の日に雪が溶けた畑へ行ってみることに♪

 

この畑の奥の角や外側の淵は、ふきが沢山採れます。

地面がぬかるんでいましたが、長靴を履いて調査開始‼(ワクワク(^^♪)

 

 

 

目線を下に、しゃがみながらゆっくり進んでみると・・・

 

出てました‼

枯草の隙間からぷっくりとしたつぼみが♡

 

 

その後もある!ある!

 

バケツと鎌を持って今年初の山菜摘みです♬

一人宝探しのようで、テンションがあがります(笑)

探し始めに降っていた雨も、いつの間にか止んでいました(*^^*)

 

 

 

 

この日はこれだけの収穫に。

この時点で既にあの独特の香りがプンプンしていました!

 

まだまだ小さなつぼみがあり、これからどんどんでてきそうです!

 

花が咲く前の、丸くて緑色が鮮やかで黒ずんでいない、つぼみが硬く閉じているものが美味しいです。

 

 

 

 

 

持ち帰り、汚れを落として綺麗にしました。

 

 

切ってみると、中につぼみがあることがよく分かりますね。

 

 

ふきのとうは、アクが強いので採ってすぐにいただきます。 

香りや風味が損なわれない、新鮮なうちにいただきましょう!

 

 

ということで♪

まずはふき味噌を作ってみることにしました。

 

洗って水けをとったふきのとう。

味噌(白味噌と米味噌をブレンドしました)に、みりん・きび糖など好みの甘味を加えて混ぜ、味を調えたものを準備します。

(甘酒を加える場合は、仕上げに入れます)

 

 

フライパンにごま油を加えて温めておきます。

 

 

ふきのとうを細かく刻みます。

切った先からアクで茶色く変色してくるので、切ったらすぐに炒め始めます。

 

 

 

 

1~2分程炒め、しんなりしてきたら、合わせておいた味噌を加えて、炒め合わせます。

(合わせた味噌が硬めの場合は、水を少量加えてゆるめておいてから加えます)

 

 

 

水分が少しとんで、好みの固さになったら出来上がりです(^^♪

(仕上げに、すりごまや、ローストして細かく切ったクルミを加えても美味しいです💛)

 

 

苦みと独特なふきの香り・風味がしっかりしていて、まさに春の味‼です(#^.^#)

換気扇を回さずに調理していたので、台所がふきのとうの香りと味噌の香りで充満してました。(笑)

苦味が苦手な場合は、下茹でしてから作ると食べやすくなります。

 

 

 

 

 

出来た”ふきのとう味噌”を、おにぎりに塗って焼いた”焼きおにぎり”に♪

 

実食‼

 

焼いてちょっと焦げた味噌も香ばしく、苦みのある味噌とご飯の甘さが合う~(*’▽’)♪

厚揚げやお豆腐、こんにゃくにのせて焼いた田楽風も美味しいです!

 

 

 

蒸した里芋にのせても!

ふきのとうの天ぷら、里芋の皮と人参のかき揚げも一緒に作ってみました。

 

 

次の収穫の際はどうやっていただこうかなぁ…

チヂミやパスタ、酢味噌和えなんかも良さそう(^.^)

 

 

 

”ふきのとう”はふきよりも栄養価が高く、ビタミンKやE・葉酸・カリウム・マグネシウム・鉄・

ポリフェノール類などが含まれています。

 

 

冬に溜め込んだ脂肪を溶かしたり老廃物の排出、

肝機能の代謝を高め新陳代謝を促す効果、などがあります。

 

春はデトックスの季節

春の食材は適量を食べると、体調を整えるのに役立つ食材がいっぱいです!

 

冬眠から目覚めた熊が一番初めに口にする物が、”ふきのとう”とも言われています。

冬の間に溜まった物を排出し、春の活動へ体を目覚めるさせる物として知っているのでしょうね。

 

 

 

これからどんどん出てくる山菜や野草♪

春と共に出会えるのが楽しみです(^O^)/

 

 

これから迎える春

山野草採り・調理・実食等の楽しい体験をしに、風家にいらしてください♬

 

 

寒仕込み

 

一月下旬の大寒波

「十年に一度の…」という伝えられ方をしていました。

最近は今回の雪に限らず、台風など気象に関する表し方で、

よく「数十年に一度の〇〇」といった言い方を耳にするようになりましたね💧

 

 

風家にもこの冬一番の積雪がありました。

 

 

気温が低い凍てつく日も多く、積もった雪がバリバリに凍り、なかなか溶けず”(-“”-)”

 

 

 

 

 

このような時期、日本では「寒〇〇」という言葉・風習が色々あります。

 

一年で最も寒いこの時期を「寒」の季節といい、

これは寒さが厳しくなる小寒(1月5日頃 寒の入り)から、春が始まる立春(2月4日 寒の明け)

までを表します。

 

 

「寒稽古」「寒造り」「寒仕込み」「寒の水」「寒中水泳」「寒中見舞い」など、聞いたり使ったりしたことはありませんか?

 

先日、風家近くの瓜破の滝の水を汲んでいたところ、

隣にいらっしゃった方が

「寒の内に水を汲んでおかんとなぁ!」

と言って、沢山のペットボトルにせっせと水を入れておられました(^^♪

 

 

 

 

 

 

ということで!この寒の時期に「味噌づくり」をしてきました(^^)/

 

味噌の材料は、「大豆・糀・塩・大豆の煮汁」です。

 

 

蒸した大豆を餅つき機に少しずつ入れて潰します。

 

大豆がふっくらとしていて、すごく甘い豆の香りがして、そのまま食べたいくらい!(笑)

 

(以前別の所で仕込んだ時は、少量だったので、ジッパー付きの袋に入れて手や足で潰しました)

 

 

糀の塊を手でバラバラにほぐします。

糀独特の発酵の香りがほのかにしていました。

 

糀がほぐれたら、塩と糀をまんべんなく混ぜ合わせます。

 

 

 

塩と混ざった糀、潰した大豆、大豆の煮汁を丁寧に混ぜ合わせます。

 

これが結構重労働(-_-;)

でも、「美味しくな~れ!美味しくな~れ!」と願いを込めて💛

 

潰れた大豆ペーストが完成‼

 

 

ここからは楽しい作業(^^)/

 

 

大豆ペーストを丸めて味噌玉を作って、ビニール袋をセットした保存容器めがけて、投げつける‼(笑)

 

投げ込むことで空気が抜けるので、味噌玉を作ってはどんどん投げ入れていきます!

たまに勢い余って容器外へ…なんてこともあるので、気を付けながら(^^;)

 

 

 

入れ終わったら、表面を平らにしてラップをピッチリと付けて雑菌が入らないようにしてから、袋を閉じて重しをしておきます。(ラップではなく塩や糠を直接上に敷き詰めて雑菌予防をしたりもします)

今回は一人約10キロを持ち帰り。

 

持ち帰って涼しい場所に保管して、6ケ月以上熟成させます。

早くて夏以降に食べられます(^^)

仕込んだ時は白っぽい色ですが、熟成が進むにつれお味噌の茶色になって、

どんどん色が濃くなっていきます♪

 

今回は福井の「五徳味噌」と呼ばれる味噌を作りました。

 

「五徳」とは、

●郷土の味を伝える(地元の材料を使う。豆・米)

●自然の力を利用する(天然熟成させる)

●ゆっくりと時間をかける(6ケ月以上)

●塩分控え目(11%)

●安心安全な無添加

 

この五つの徳があることが由来だそうです。

自然の菌などの力を借りてじっくり熟成させ、糀はやや多めの甘口。

にがりを含んだ自然塩を使うので、塩味もまろやかな米味噌です。

 

 

 

「手前味噌」という言葉がありますが、自家製のお味噌をいただくと、風味・甘味などお味噌の奥行きある味わいが何とも美味しいですよね♡

 

「自分で作りだすと、買った味噌は食べられない‼」という声を沢山聞きます(*^^*)

 

手で混ぜることで、作る人の菌やエネルギーも一緒に作用して、その味噌の味わい深さにつながるのだと思います♫

 

 

寒さが厳しいこの時期は、水もとても冷たいため(寒の水)雑菌が繁殖しにくく、発酵もゆっくり進み、

味に深みが増すとして、昔からこの時期に仕込むと良いと言われています。

 

味噌以外にも寒仕込みには、酒・醤油・和紙などもあります。

(海苔・卵・蜆も、”寒海苔” ”寒卵” ”寒蜆” と呼ばれ、寒の時期の物は栄養価が高く上質だそうです)

 

風家のある若狭町熊川地区では、寒仕込みで「熊川葛」を仕込むのがこの時期の風物詩で、ニュースでも伝えられますよ(#^^#)

 

 

 

来年のこの時期には、和で採れた大豆を使って味噌を仕込みたい♡

その時は風家に作業を手伝いに来てくださいね(^O^)/

みんなで手前味噌を作りましょ(^^♪

 

 

 

新蕎麦

 

先日、以前から畑でお世話になっている方が”新蕎麦”で蕎麦を打って下さるということで、

ごちそうになりにお邪魔してきました!(^^)!

 

これまで何度も蕎麦を打っていただき、いただいています♪

打ちたて・湯がきたてをいただけて、いつもとても美味しいお蕎麦で大好きです♡

和の年末はお客様と蕎麦打ちをしますが、その時に指導するスタッフの師匠でもあります(^^)/

(この方は和の色々な面での”師匠”です‼)

 

 

 

新蕎麦の粉は、少し緑がかって見えます。

新蕎麦の粉と、つなぎの粉(メリケン粉)を加えて作るお蕎麦です。

 

 

粉に水を加え、指の腹でこすり合わせるようにして、粉全体に水をいきわたらせます。

いっぺんに大きな塊を作ってはいけないそうで、細かいポロポロ状にしていました。

この時に、新蕎麦の香りがしてきました(^^)

 

 

それからひとかたまりにしていき、

「1・2・3・4」とリズムを取りながら”菊練り”というひだが寄っている綺麗な形に♫

簡単そうに慣れた手付きでされていましたが、なかなかこうは綺麗にならないでしょうね(-_-;)

 

 

 

更にそこから可愛い丸々形に!

生地はつやつやして滑らかになっていました。

 

 

そして、丸形から四角へとのばしていきます。

 

この日は、計量した水をすこーしだけ残して打ち始めたのですが、

「四角に伸ばした時に淵が割れるのは、残した水分だけちょっと固かったかなぁ…」

とおしゃっていました。

なかなか繊細! ちょっとした水分や気温などの違いが影響するんですね。

 

 

 

お茶目な師匠(*’▽’)

打ち粉で顔をかいてくれました(笑)

 

 

 

折りたたんで切っていきます。

「私はあて木を使うとよう切らんねん」と、

切る時に添える板を使わず

フリーハンドでリズムよく同じ幅にトントンと切っていきます!

さすがでした(*’ω’*)

 

 

 

その日お邪魔したメンバーも、伸ばしたり切ったりを体験(^^♪

「生地を触った感じが気持ちいい!」との感想が出ていました。

みんなで少しずつですが参加させてもらいました(^^)v

 

 

 

大きな羽釜で茹でます。そばが踊ります♫

 

さし水を数回します。

「さし水のタイミングは出てくる泡をみるんや」と。

 

乾麺と違って、あっという間に茹で上がりです!

水で冷えるまで洗って完成‼

洗ってすぐに一本食べましたが、お蕎麦の風味が感じられて、美味しい(^^)

 

 

 

畑で採れたねぎ、大根、それと長芋も準備。

大根と長芋はすりおろして。

大根がみずみずしくて甘い!

 

 

盛り付けて完成で~す(^o^)丿

 

 

 

暖炉のある温かいお部屋で、福井の食べ方である”冷たい”お蕎麦をいただきました。

 

しっかりコシのあるお蕎麦で、食べ応え抜群! 約10人前を5人でペロリ(#^^#)

久しぶりに師匠のお蕎麦を食べられて幸せでした~♡

 

 

福井は蕎麦が有名で、そば道場もたくさんあります。

こちらの師匠も、30数年蕎麦打ちをされていて、

学校や地域のイベントなどでも教えていらっしゃいました。

「そば打ちで、沢山の人とお付き合いさせてもろたで~」

 

そんな師匠の楽しいお話も色々聞ける蕎麦打ち体験&お食事会でした(^O^)