自分リセットしませんか?自然な自分を取り戻すために。

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つくし♪

 

3月中旬

風家の小屋の裏にある桜の木

 

うっかりしていたら、こんな風に花が開いていました♪

近づくと、ほんのり甘い感じの香りがしていて、

ほっこりした気分になりました(*^^*)

(少し早く咲く品種なのかな? 下旬には散りました。)

 

 

 

 

 

以前蕾をいただいたふきのとうは、

あっという間に時期を過ぎ、食べ頃が終わりました。

 

次は茎を食す”蕗”をいただけるのが楽しみです!

 

 

 

暖かい日が出てきたと思っていたら、再びあられ・みぞれ・雪が降る天気に(-“-)

朝起きたら、屋根や田んぼが白くなっている日もあって…

三寒四温の天候は、自律神経も乱れやすくなりますね(-_-;)

 

 

 

最近の風家の畑の春はというと

 

こんな感じで華やかになってきました♪

よもぎも柔らかそうな葉が伸びてきています。

 

 

 

そして今年もつくしが顔を出しました!

 

去年も滞在中のお客様と一緒につくしを採っていましたが、

今年も早速採りに行くことに(^^♪

 

 

 

穂先の開いていないものを選んで採取♬

 

先がキュッと詰まっている感じで、緑色の物も。

 

 

 

 

収穫後の下処理をみんなで!

 

つくしに付いているギザギザ部分の”はかま”を取ります。

みんなでこたつでお話しながら(#^.^#)

 

 

はかまが取れたつくし。

洋服を脱がされたような感じにも見えたりして(笑)

 

灰汁があるので、指先・爪の間が黒くなります。

 

 

下準備が出来たら、塩・お酢を入れたお湯で、サッと茹でます。

茹でた後は水に浸けて灰汁を抜きます。

 

 

 

 

この日の夕飯は、

”つくしと筍のひめ皮の炒め物”にしました(^^)/

他に、”春菊の梅ドレッシングサラダ”や”筍の唐揚げ風”とともに、

ちょっと春を感じるメニューにしてみました。

 

 

この日、初めてつくしを食べるお客様もおられましたが、

「つくしって美味しいですね!」と言っていただき、ホッとしました。

 

穂先のほんのりとした苦みというか独特の風味と、ホロホロとした食感。

一年ぶりのつくしの味わいを楽しめました♡

 

 

今度採取した時には、今度は酢の物にしてみようかなと考えています。

 

春の物は、あっという間に大きく成長していくので、

採り時を逃さないように、日々チェックが必要そうです!

 

 

 

 

味噌作り

 

風家ではこれまで、

”醤油糀”、”塩糀”、”コチュジャン”などを

手作りして使っています。

 

今年は初めて”味噌”を作ってみることにしました(^^)

この時滞在中のお客様と一緒に仕込みました♪

 

 

色々なものを仕込む時期として、「寒仕込み」という時期があります。

味噌もこの時期に仕込まれます。

(もちろん、それ以外の時期に仕込まれる事もあります)

 

今回風家では2月下旬に仕込む事にしました。

 

 

材料は、

 

大豆、米糀、塩です。

(糀は風家の近くの無農薬米で作られた物を使ってみることに)

 

 

前日から、

よく洗った大豆を18時間以上浸水し、しっかり水分を吸収させておきました。

(割ってみて、中心に芯があるかないかで判断すると言いそうです)

 

 

浸水が出来たら水を切って鍋に入れ、

大豆がひたひたになる位に水を加えて煮ていきます。

 

 

途中白い泡のように灰汁が出てきたので取り除き、水が減ってきたら足しながら、

指で潰せる位まで柔らかくします。

 

 

 

煮ている間に、

糀と塩を手ですり合わせるようにして混ぜ合わせておきます。

 

 

お鍋からは大豆の甘い♪い~い香りがしていました(*^^*)

 

 

 

小さかった大豆がらぷっくり膨らんで、

艶っとプリっと美味しそうです♡

 

この状態で煮豆など、他の料理に使いたくなりました(笑)

 

 

 

今回は、豆を袋に入れて手で潰します。

(袋の上からすりこ木や瓶で叩いてつぶしたり、すり鉢で潰したりしてもOK!)

 

 

指先や手で粒の状態を確かめながら、滑らかになるように潰していきます。

 

 

 

ペースト状になった大豆、塩と合わせた糀をボールに入れ、

二つをよく混ぜ合わせます。

 

 

混ざった物を袋の中に、空気が入らないようにびっちり詰め込み完成です(^^)/

 

 

 

 

 

今回は袋に詰めましたが、容器に入れる場合は

 

「味噌団子」を作り

その味噌団子を容器に投げつけるようにして詰めるんです。

それがまた楽しい!

うまく容器内に命中せず、容器外に出てしまう事もあったりして(^^;)

 

 

 

 

約10カ月から1年熟成させようと思います。

 

以前、風家のお客様から手作り味噌をいただいたのですが、とても美味しくて♡

 

食べられるまで時間はかかりますが、

菌などの色んな力によって出来上がる日本の伝統調味料。

 

風家の初手前味噌がどんな味になるのか、今から楽しみです(^^♪

 

みんなで作業すると楽しく出来て、あっという間に仕込めると思いますので、

来年是非、風家で一緒に味噌仕込みを!(^^)!

そして熟成した頃、ご自分で仕込んだ味噌の味を確認しにいらして下さい。

 

 

ご自宅で使う味噌を、一緒に風家で作って持ち帰る♪

そんな味噌作りイベントも楽しそう(^o^)

その時はお知らせします!

 

 

手打ちうどん

 

風家では、その時滞在中のお客様と一緒に

その時その時に出来る体験をしていただきたいと考えています。

 

 

 

2月に滞在されていたお客様とは、

”うどん作り”を楽しみました♫

 

 

うどんの材料は一般的には、”中力粉、塩、水”で作ります。

とてもシンプルな材料ですね。

その日の気温や湿度によって塩分、水分の量を変えるようです。

 

シンプルな材料だからこそ、繊細な加減が必要なのかなと思います。

 

 

 

今回は全粒粉入りの麺にするために、

強力粉:全粒粉を1:1で混ぜて使いました(^^)/

 

 

風家でパンを作る時も全粒粉入りで作る事が多いです。

 

全粒粉はお米でいう玄米のように、精製された小麦ではなく、

小麦を丸ごと挽いていて、少し茶褐色です。

(表皮や胚芽部分が粒々と見える物もあります。)

 

その為、香ばしい香りや風味や歯ごたえのある食感が出ます。

 

精製された真っ白な小麦をいただくよりも、栄養価が高く、

食べた時の血糖値の上昇も緩やかで、体に負担がかかりにくいものになります。

 

 

 

 

 

 

 

ボールにふるった粉と、塩、ぬるま湯お加えて手で混ぜ、

ある程度固まりにしてから密閉袋に入れ、

生地が飛び出さないように気を付けながら

足で踏んでいきます。

 

 

 

 

 

袋の中である程度踏んだら、

袋の中で生地を畳んでまとめます。

 

 

 

そしてまた踏んで、を繰り返します。

 

 

手で袋の上から押さえたり伸ばしたりしてもOK♪

 

 

この日は繰り返すこと5~6回。

生地の表面がツルッとしてつやが出てきます。

 

 

生地をひとまとめにして乾燥しないように袋に入れ、

数時間~一晩寝かせておきます。

 

 

この日は午後から生地を作り、翌日のお昼ご飯に食べることにしました(^^♪

 

 

 

 

 

 

翌日の午前中

 

 

生地を四つに切り分け、綿棒で伸ばします。

 

生地には弾力性があるので、

少しずつ広げていきます。

 

 

 

それぞれが伸ばし、それぞれで切っていただきました。

 

思い思いの厚さや太さに!

それがまた手打ちの醍醐味です‼

 

 

 

お昼ご飯の時間に合わせて、それぞれの麺をスタッフが湯がきました!(^^)!

 

 

 

”全粒粉入り手打ちうどん”の完成です‼

 

麺は薄っすらベージュがかっていました。

 

野菜を入れた”けんちんうどん”で召し上がっていただきました♡

 

 

コシがあって、食べ応え抜群♬

いつもとはひと味違ううどんを味わえたのではないでしょうか(*^^*)

 

自分で作ったうどんに、愛着⁉みたいな物も感じるかな(笑)

 

 

これからよもぎが採れる季節です。

”よもぎ入り手打ちうどん”なんて物も面白そう!

また機会があれば♬

 

 

 

もの作り体験

 

風家に滞在中、

近くの施設にものづくり体験をしに出かけることがあります。

 

1月に若狭和紙作り体験の様子をご紹介しました。

 

今回のお客様は、滞在中に色々な体験をする事を楽しみにされていて、

この日、和紙作りに出かけました(^^♪

 

 

皆さん和紙作り初体験!

 

 

スタッフさんに指導していただきながら、

和紙をすきました。

 

その後色付けなど、思い思いにデザインを施し

ハガキサイズ3枚を作りました。

 

 

 

 

 

 

和紙を体験された後、「他の体験もしてみたくなった!」とおっしゃり、

続けて”めのう磨き”と”若狭塗り箸研ぎ出し”を体験(^o^)

 

 

 

 

親子で並び、磨きと研ぎ出しスタート‼

 

 

 

息子さんはめのう磨きを。

用意された中から好きな石を選び、

粗さの違うサンドペーパーで、30分程ひたすらこする!磨く‼

 

 

単調な作業を続けていく途中、

「これはきついっすね~(苦笑)」

と弱音も出ていました(^^;)

 

 

 

お母さんはお箸磨き。

漆が塗られた赤いお箸を磨きながら、下にある模様や貝の輝きを出していきます。

 

 

こちらも20~30分程かけて、

研ぎ出していきます。

 

徐々に箸全体に綺麗に模様が出てくる過程が楽しいです♫

 

 

最初は赤一色だった箸が、若狭塗り箸独特の模様と貝の輝きが出て、

My箸の完成です(^^)/

 

帰られてから、このお箸を使って楽しい食事をしていただきたいですね♡

 

 

めのうは、

 

このような仕上がりになりました!

ペンダントかキーホルダーのどちらかに加工していただけます。

今回はキーホルダーに。

 

滞在中のしんどい⁉思い出になったかなぁ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

後日、自分の和紙に絵や言葉を書くことに。

 

 

 

今回の滞在中に感じた想いや望み、宣言などを書きました。

 

 

風家滞在中に自分の内側から受け取ったものや感じたものを見える形に表し、

それを目にする事で再度自分の中に落とし込む。

そんなメッセージカードになったのではないかと思います。