自分リセットしませんか?自然な自分を取り戻すために。

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新蕎麦

 

先日、以前から畑でお世話になっている方が”新蕎麦”で蕎麦を打って下さるということで、

ごちそうになりにお邪魔してきました!(^^)!

 

これまで何度も蕎麦を打っていただき、いただいています♪

打ちたて・湯がきたてをいただけて、いつもとても美味しいお蕎麦で大好きです♡

和の年末はお客様と蕎麦打ちをしますが、その時に指導するスタッフの師匠でもあります(^^)/

(この方は和の色々な面での”師匠”です‼)

 

 

 

新蕎麦の粉は、少し緑がかって見えます。

新蕎麦の粉と、つなぎの粉(メリケン粉)を加えて作るお蕎麦です。

 

 

粉に水を加え、指の腹でこすり合わせるようにして、粉全体に水をいきわたらせます。

いっぺんに大きな塊を作ってはいけないそうで、細かいポロポロ状にしていました。

この時に、新蕎麦の香りがしてきました(^^)

 

 

それからひとかたまりにしていき、

「1・2・3・4」とリズムを取りながら”菊練り”というひだが寄っている綺麗な形に♫

簡単そうに慣れた手付きでされていましたが、なかなかこうは綺麗にならないでしょうね(-_-;)

 

 

 

更にそこから可愛い丸々形に!

生地はつやつやして滑らかになっていました。

 

 

そして、丸形から四角へとのばしていきます。

 

この日は、計量した水をすこーしだけ残して打ち始めたのですが、

「四角に伸ばした時に淵が割れるのは、残した水分だけちょっと固かったかなぁ…」

とおしゃっていました。

なかなか繊細! ちょっとした水分や気温などの違いが影響するんですね。

 

 

 

お茶目な師匠(*’▽’)

打ち粉で顔をかいてくれました(笑)

 

 

 

折りたたんで切っていきます。

「私はあて木を使うとよう切らんねん」と、

切る時に添える板を使わず

フリーハンドでリズムよく同じ幅にトントンと切っていきます!

さすがでした(*’ω’*)

 

 

 

その日お邪魔したメンバーも、伸ばしたり切ったりを体験(^^♪

「生地を触った感じが気持ちいい!」との感想が出ていました。

みんなで少しずつですが参加させてもらいました(^^)v

 

 

 

大きな羽釜で茹でます。そばが踊ります♫

 

さし水を数回します。

「さし水のタイミングは出てくる泡をみるんや」と。

 

乾麺と違って、あっという間に茹で上がりです!

水で冷えるまで洗って完成‼

洗ってすぐに一本食べましたが、お蕎麦の風味が感じられて、美味しい(^^)

 

 

 

畑で採れたねぎ、大根、それと長芋も準備。

大根と長芋はすりおろして。

大根がみずみずしくて甘い!

 

 

盛り付けて完成で~す(^o^)丿

 

 

 

暖炉のある温かいお部屋で、福井の食べ方である”冷たい”お蕎麦をいただきました。

 

しっかりコシのあるお蕎麦で、食べ応え抜群! 約10人前を5人でペロリ(#^^#)

久しぶりに師匠のお蕎麦を食べられて幸せでした~♡

 

 

福井は蕎麦が有名で、そば道場もたくさんあります。

こちらの師匠も、30数年蕎麦打ちをされていて、

学校や地域のイベントなどでも教えていらっしゃいました。

「そば打ちで、沢山の人とお付き合いさせてもろたで~」

 

そんな師匠の楽しいお話も色々聞ける蕎麦打ち体験&お食事会でした(^O^)

 

 

 

 

畑の様子

 

年が明けた1月5日

 

 

風家は除雪車が入る位の積雪がありました。

 

 

その後は天気も回復し、それ以上積もることは無く、溶けていきました。

 

 

雪が残していった物は、

畑の鳥獣対策用に張ったネットを落としていく…という状態でした”(-“”-)”

 

 

 

 

 

その後は天気も比較的よく、雪も積もることは無かったので、

とりあえず中途半端にぶら下がっていた部分を外すことにしました。

 

積雪量としては少なかったのですが、

 

結束バンドでは弱かったか・・・

 

 

 

 

 

こちらの畑には、白菜・蕪・大根・ほうれん草・ブロッコリーなどが育てられています。

 

 

 

 

この日も帰りに少々いただいて帰りました(^^♪

 

 

 

 

 

 

1月20日 太陽の出る良い天気だったので、再度畑を見に行ってみました。

 

この畑に植えた玉ねぎやにんにくの芽は立ち上がっていて、元気そう♪

 

こちらは、左がアスパラ、右がらっきょうの様子です。

 

 

 

スナップエンドウを植えた列はというと・・・

 

こんな芽が綺麗に整列して出てきていました(^^)/

 

この日も天気が良かったので、鮮やかな緑の芽を見て、

なんだか春先の景色を見ているようでした♪

 

小さく輝く芽

可愛い~♡♡♡

 

 

1月下旬、2月

これからまだまだ積雪の可能性がある時期です。

 

ネットを張りなおすのは、春になってから。

その時期は野草などの芽吹きの時期にもなりますので、

一緒に作業をしたり、山菜・野草の収穫をしたりしに、風家に来てくださいね(*^^*)

 

 

その時期まで、しばし厳しい寒さを乗り越えていこう・・・💧

 

 

ワークショップ

 

 

1月13日

この時期とは思えないほんわかぬるいような気温。

手の霜焼けが少し回復してくれそうで、

このまま春に向かう⁉みたいな期待をしてしまいます(^^;)

 

朝晩霧で真っ白になったり、朝は霜で田んぼなどが白く凍ってる!

そんな気温差の大きい日が続く今年の1月です。

 

 

 

この日、以前から和を利用いただいている地元の親子さんが、

風家に新しいお客様を連れてきて下さいました。

 

(実は初めてのお客様を見て、「どこかで会っているなぁ…」と思っていたら、その方も同じように思っていたそうで、以前からご縁があった方のようです♡(笑))

 

 

そしてこの時の合宿中のお客様と皆さんで、

お昼ご飯を調理し、食べ、お茶をしながらのトークタイム♪

といった時間を過ごしていただきました(*^^*)

 

 

自己紹介を交えたお話の後、調理を開始(^^)/

 

 

献立は

・玄米ご飯

・出汁をとらずに作るお野菜たっぷりお味噌汁

・切り干し大根の煮物

・蒸し野菜のサラダ

・蕪のソテー

 

玄米ご飯は、風家での羽釜炊き体験をしていただきました。

 

 

玄米は洗ってから一晩浸水し、炊く前にお水を変えて再度軽く洗い、水と塩を加えて炊きます。

 

 

 

台所では、

野菜のエネルギーを調える事を意識した切り方・炒め方・煮方など聞いていただきながら一緒に調理。

皆さん普段からご家族のご飯を作られているお母さんなので、調理はお手の物‼

 

 

いつもと違うやり方にもテキパキと対応!さすがです(^O^)

 

 

切り干し大根を生で試食、戻し汁を試飲し、「甘いね~!」と笑顔に(*^^*)

 

 

 

そして、完成~♡

 

 

皆さんで一緒にいただきま~す(^^♪

 

 

 

戻し汁を使った切り干し大根の煮物は、大根の旨味・甘味に塩と醤油で味付け。

 

お野菜の旨味や甘味を生かしたお味噌汁には、三種類のお味噌をブレンドしました。

コクがあって体が温まるお味噌汁になりました♪

 

蕪は和がお世話になっている畑から収穫したもの。キメが細かく瑞々しい蕪をフライパンで焼き、玄関先で育てているイタリアンパセリで作ったソースをかけて。

 

蒸し野菜はいただいたみかんの果汁を使ったドレッシングでさっぱりと。

 

 

いつもモリモリ食べてくれる小さなお客様。

この日も自分で上手にお箸やスプーンを使って、勢いよく食べてくれていました!(^^)!

気に入ってくれて良かった~!

 

 

 

 

食事の後は、ちょっとしたデザートとお茶を飲みながらのお茶会を♬

 

普段の体を調える為の食事作りの基準や食材の選び方などのお話をしたり、

皆さんの日頃の生活あるあるをお話しいただきました(^^)

 

今回参加いただいたお母さんもそうでしたが、

家族の食事を作っている人は、

家族の年齢や好みに合わせて、いくつもおかずをそろえたり、

家族の食事時間が違う為に、一日何度も台所に立つなど、

自分の事より食べる人を優先する。

そんな方達が多いです。

 

 

味の好みは家族といえども人それぞれ・・・

みんなに合う物を作るというのはなかなか大変です💧

 

ご家族を思う大きな愛情をいつも感じ、頭が下がります( ˘ω˘ )

 

 

作る人の状態が作る物に入る(料理に限らず)と考えていますので、

相手のことを大切に思い食事を作るように、自分自身が喜ぶ自分のご飯を作ったり食べたりして、

自分が元気でいる事も大切にしていただきたい、ということもお伝えしました。

 

 

 

風家では今回のように、

野菜を中心としたメニュー、調理の仕方、いただき方などを

お伝えしています。

 

調理が得意、苦手に関わらず、楽しい時間として一緒に過ごしていただきたいと考えてます(^^♪

 

 

今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました(^^)/

今日の体験が日々の生活のお役にたてば幸いです♡

 

 

「人日(じんじつ)」の節句

 

1月7日

風家に今年最初のお客様が来られました!(^^)!

周りには雪が少し残っていて、屋根からの雪解け水がポタポタと落ちてきている、そんな日でした。

 

この日は「人日(じんじつ)の節句」で、満月です♪

「七草の節句」と言って、年に五節句あるうちの、その年最初の節句です。

「人日の節句」と言われてもピンとこない人もいると思いますが、

”七草がゆを食べる日”

と言われれば分かる!知っている!という人も多いでしょう(^^)/

(私もその一人です(^^ゞ)

 

 

七草は早春にいち早く芽吹くもののようですが、さすがに全部を外で採るというわけにはいかないので、

スーパーで売られている七草セットを購入してきました♪

 

 

 

中はこんな感じで入っていました。

 

 

 

出してみて、「どれがどれだ⁉」としばらく選別・・・(^^;)

 

 

 

この季節に若菜が生える七種類

 

「せり、なずな、ごちょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」

 

これらを”春の七草”と言って、七草粥に入れます。

七草の歌もあるようです!(*^^*)

 

前回のおせちの時にも、食材に色々な意味や願いがあるとお伝えしましたが、

この七草にも

 

せり(芹):競り勝つ

なずな(薺):なでて汚れを取り除く

ごぎょう(御形):仏の体

はこべら(繁縷ら):繁栄がはびこる

ほとけのざ(仏の座):仏の安座

すずな(鈴奈):神を呼ぶための鈴

すずしろ(清白):汚れのない精白

 

という意味合いを持っています。

 

それと同時に、体の疲れをとる、年末年始に疲れた胃腸を休めるなどの、薬効もあります。

和製ハーブとも言われるそう。

 

 

 

「人日(じんじつ)」とは、「人を大切にする」という意味を持つため、

お粥で自分の体を労わる、そんな日なのでしょうね(^^)

 

 

 

この日の風家の夕飯も、七草粥にしました♬

 

お粥はお米からコトコトと炊くのが美味しいですが、この日は酵素玄米があったので、

それを使ってお粥に(雑炊かな)しました。

 

七草はすずな(カブ)、すずしろ(大根)を薄くスライスし、酵素玄米と一緒に炊き、葉物は刻んで塩をしておきました。

柔らかく炊けたところで、葉物の水分を軽く切って混ぜて出来上がり♪

 

見た目は茶粥のような色の七草粥になりました~(^^)/

七草の青っぽい香りもいい感じ!

 

 

一年の初めに今年の無病息災を願って、自分や家族の健康を考えた食事をいただく。

 

 

こういった風習をみてみると、節目節目において、

自然と自分自身を調和させる事が生活の中に取り込まれているんだなぁと感じます。

自然を大切にし、自分を大切にする。

 

 

風家でも、出来るだけこの様な風習・習慣を、一緒に体験していただきたいと思っています。

 

今年一年、皆様が健康で元気に過ごせますように

 

 

お正月

 

年が明けて、

風家の辺りでも薄っすらと雪が積もりました。

 

 

お正月といえばおせちにお雑煮ですね(^O^)

 

元旦

毎年、和のお昼ご飯は、ひじきさんの作るお雑煮をいただきます!

 

お雑煮は、お祝い事や特別な「ハレの日」に食べる「ハレ」の食べ物で、

年神様にお供えしたお餅や野菜を、その年の最初に井戸や川から汲んだ「若水」と、

新年最初の火で煮込んで元旦に食べたのが始まりだそうです。

 

 

お雑煮といえば、日本各地やそれぞれの家庭によって様々ですよね♪

 

                  (「御食国若狭おばま食文化館」展示物より)

 

 

毎年和に来られた方々が、自分の所のお雑煮トークで楽しいお昼ご飯となるんですよ(^^♪

それを聞くのも楽しみですし、色々なお雑煮を食べ比べてみたくなります‼

 

 

 

                  (「御食国若狭おばま食文化館」展示物より)

 

福井県の若狭地方のお雑煮は、

”味噌汁に煮た丸餅、そこに黒砂糖を入れ、具は無し” 

というスタイルです! (かつお節をのせることもあります)

 

昔は貴重だった黒砂糖を、お正月の「ハレの日」にかけて食べたんですね。

 

 

 

「和が断食道場だから具が入ってないわけではありませんので‼」

と説明すると、皆さん驚かれます(^^;)

 

ひじきさんが作るお雑煮も、白味噌ベースの甘めの味噌汁に丸餅とかつお節、というシンプルですよ♫

(私の家では、栃の実を練りこんだ”とち餅”を好んで入れたりもします♡)

 

 

 

そして元日の夕飯は、

 

 

おせち料理を召しがっていただいています。

 

 

おせちの食材として使われるエビやごまめなどは使わず、お野菜やお豆類等で作っています。

野菜の飾り切りや細工、盛り付けなど、みなさんに手伝っていただきながら仕上げています(^^)

 

 

 

おせち料理は、

豊作の感謝を込めて、その土地で採れた食材をお供えし

その後に神様からのお下がりとしていただく料理です。

神様にお供えした食べ物を「御節供(おせちく)」と呼び、それがおせち料理のルーツとも言われています。

 

「めでたさを重ねる」という意味も込めて、重箱に詰められるんです

(どの段に何を詰めるか決まっています)

 

 

 

そして料理の食材やメニューには、

”五穀豊穣” ”無病息災” ”子孫繁栄”

などの願いが込められています。

 

最近はお雑煮やおせち料理を食べない人も多いかもしれません。

時代に合わせて、中華や洋食のおせち重や、一人分のおせち重など、種類も豊富になりました。

 

 

 

お雑煮やおせち料理のように、

昔から伝え受け継がれてきた食文化や歴史は、先人の自然と共に生きるうえでの感謝や、人々の健康・

平和な生活・世の中にたいする願いなどが詰まっています。

 

お料理をいただく時に、そこに込められた意味などを知った上で一つ一つ味わってみると、

自分の身体に入った時に、そういった想いのエネルギーでも満たされるように感じます。

 

 

風家の年末の様子

 

2023年も明け、新年がスタートしました。

お休みモードから通常生活モードの切り替えは出来てきましたでしょうか…

 

 

 

 

昨年末、北陸地方などでクリスマス辺りから大雪に見舞われた地域も沢山ありましたが、

風家のある福井県若狭町は

雪が積もることもなく、穏やかな天候のまま年末を迎えることが出来ました。

 

 

そして、風家ではスタッフの忘年会&誕生日会を♪

 

 

ひじきさんの一言の後、みんなでゆっくり食事をしました(^^♪

「こんな風にスタッフで忘年会と誕生日会をするのは、ここ十数年の中で初めての事やなぁ」と。

 

 

 

福井県の冬の味覚といえば”蟹”が有名ですが、”牡蠣”も美味しいです。

この時もいただいた牡蠣があったので、玄関先で薪で焼き牡蠣にしていただきました(^^)/

 

 

 

 

 

毎年の和の年末といいますと、来ていただいている皆様に蕎麦を手打ちしていただき、

夕飯に年越し蕎麦として食べていただくのが恒例です♫

 

 

福井県は、辛み大根で食べる”おろし蕎麦”が有名で、

『「そば」がおいしいと思う都道府県』で全国一位‼ しかも二連覇‼

 

そんなお蕎麦の美味しい所でもあります!(^^)!

 

 

皆さんに打っていただく年越し蕎麦もとても美味しく、毎年楽しみにしています(^^♪

今年の年末に風家で過ごされる際は、是非蕎麦打ち体験も楽しんでいただきたいと思います!

 

ちなみに、和の年越し蕎麦には、

大根おろし、たっぷりのかつお節、梅干し、ねぎを入れて食べますよ~!

 

お楽しみに(^O^)/

 

 

2023年 迎春

 

 

昨年は和にとって、長年活動してきた場所を移転するという、大きな変化の年でした。

春からは古民家「風家」を”自然と食と意識を学ぶ場”の拠点として新しくスタートいたしました。

 

美しい自然に囲まれ、四季を感じながら過ごせる場所であり、

時間が穏やかにゆっくり流れていく、そんな場所だと感じています。

 

 

今年は自然農法の畑で、野菜などの栽培が本格的に始まります。

栽培し、収穫し、いただく。

そういった自然との調和・循環を更に体験していけるのではと、楽しみにしています♪

 

 

 

今年は干支でいうと「癸卯(みずのと・う)」年です。

”飛躍” ”向上” ”成長” ”厳しい冬が終わり、春の兆しが訪れる”

などといった、縁起の良い年であり、

”新しいことを始めると良い”年でもあるそうです。

 

 

和でも昨年以上に変化・成長の一年となるよう

オンラインでの講座や風家での滞在を通して、

皆様と一緒に実りある時間を過ごしていけたらと思っております。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。